フジロック フェスティバル  (浮かれすぎには御用心編④)

お酒の失敗談

断酒6年生です。どーもバソです。



今年も開催中!!
『フジロック’24』(今年は7/26~7/28)

3日間+前夜祭のこのフェスを毎年心待ちにしている方も多いでしょう?

私も9年連続参加していた時代もありましたが、2008年を最後にパタリと遠のいております。

(フジロックの痛い思い出はコチラ↓↓)


そして今回は…

「浮かれすぎには御用心編パート④」と題しまして、フジロックで起こった失敗談第5弾をお届けいたしますYO~!



今となっては何年目のフジロックでの出来事かも覚えておりませんで…
それでも尚この体験は、キョーレツに思い出すビックリ体験なのであります!


さて・・・
「ザ・クラッシュ」ジョー・ストラマーは、自分の出演もないのに1997年の記念すべき第1回目のフジロックから参加しており、残念ながら…2002年が最後の年となりました。

フジロックが苗場スキー場で開催されるようになったのは1999年からで、かつて、ジョー・ストラマーが焚き火を囲い、カラオケを楽しんだとされるのが「パレス・オブ・ワンダー」(以下パレス)というエリア。このエリアは入場ゲート手前に位置するので、チケット不要で誰でも入れちゃうんです!(スゲースゴスギルヨ!フジロック!)

ちょいと調べましたトコロ、2023年に4年ぶりにパレスが復活したみたいですね。コレは正に「待ってました!」なのではないでしょうか?

このパレスでは、巨大なアート作品が展示してあったり、大人も楽しめる手作り遊具があったり、ルーキー・ア・ゴーゴーのステージがあったりと、朝まで熱気ムンムンのエリアですが、さらにムンムンなのが「クリスタルパレス・テント」という移動式テントなのであります。

(↑↑こんなイメージ。実際の天井は赤と青のコントラスト)

このテントは、メインステージのグリーンステージが終わる頃、夜遅くにオープン。DJ やバンドで盛り上がります。入場規制がかかる事も珍しくなく、私が通った当時は、お目当ての出演者を楽しむべく余裕を持って入場したものです。(2008年までの体験なのでアシカラズ…)


そのテント近くにひっそりと佇む小さな小さな小屋。

それは、「ジョーの小屋」と言われる畳2畳分も無い小さな小屋で、カラフルな階段を5段ほど上ると辿り着きます。

(実際はもっと小さいですが、こんな感じ↓↓)

ジョーとは…もちろんジョー・ストラマー氏を指しており、小屋の中ではジョーにまつわる展示品を見る事ができます。椅子も用意されているので、座ってくつろいでみたり、何ならタバコで一服したって構いません。

私は、「ジョーの小屋」の存在を、フジロックに通い始めて数年後に気付くのですが、それからというもの毎年訪れるパワースポットとなっていました。



初日か2日目かは覚えてませんが、騒動が起こったのは、パレス・テントでのお目当ての出演者を待つ間に立ち寄った「ジョーの小屋」でした。

ずーっと酒酔い状態が当たり前のフジロック。前夜祭から始まる4日間は、ゆる~くまったりな非日常的空間にどっぷり浸かりきるのみ!田舎育ちの私でも、見慣れた筈の大自然にトキメキまくりなんです!

「ケータイなんて要らねぇぜ!」

「感じるだけじゃないか!」


そう思いつつも、同行した友人との連絡手段として…

さらには、キワドい女性に触発され、勝手にムラムラした緊急時の超重要アイテムとして必要不可欠だったケータイ。昼夜問わず、至る所に設置された仮設トイレに駆け込んでは、マイベストセレクション動画を眺めながらの単独コスりスクラッチプレイに勤しむバソ野郎。トイレに並んでいた皆様、サーセン!

お陰様で賢者タイムも無事過ぎ去り、天気が良ければビールがススム君は当然でして、一杯500円の生ビールに1万円費やすのはあっという間の「マジですか!」。300~350mlほどのビールは一瞬で飲み干し、一気に2、3杯分買うのも当たり前になっていました。

一方、お腹が空くと…
大好きなカレーに至っては、通い続けた9年間にいったい何杯食べた事か?ざっと50杯は下らないでしょうね。



話を戻しまして、
明るい内に訪れた「ジョーの小屋」に再び立ち寄ったバソ野郎。小屋の中はぎゅうぎゅう詰めで、4人程の外国人が大盛り上がりのご様子。英語を話せない私ですが、気分も良く絶好調の為、カタコトながらに訴えます。


「アイ ラブ JOE!」


するとどうでしょう!

「こっちこいよ!」のジェスチャーと共に輪の中に招かれるではないですか!

言葉の壁なんて関係ないね!

みんなジョーが好きなんやね!

それだけで十分さ・・・



「ジョーの小屋」で、未だかつてないワールドな空間に浸りつつ、異国の彼(彼女)達が何を喋っているのか?何語なのかも全く分からぬままに、身振り手振りのカタコト喋りで打ち解けては、ビール片手にタバコをぷかぷか…

まるでこの集団の一員になったかのような一体感でくつろいでいると…


突然…
一人の男が興奮し始めたのです!

陽気な空気がガラリと変化したのを呑気に察しますが、当然言葉も何も分からない私は我関せず。そのままくつろぎタイム続行!

すると・・・



どうやらターゲットは私の様で、小屋から出ていくように促してくるではないですか!


ホワーーーット!

オレがいったい何をしたって言うんだい??


カタコトで地雷を踏んだか?

女性をいやらしい目で見てたからか?

文化の違い?

激酔いがダメなのか?

臭ったか?


全く理由も分からず、「アイ・ラブ・ジョー!アイ・ラブ・ジョー!」と狂ったように何度も連呼し、必死の抵抗を試みるもダメ!一度火が着いた怒りは静まりませんぞ~!



半ば強引に追い出され、悪者扱いになる始末…



何なんや?



仕方なくしょんぼりしながらもパレス・テントでお目当てを楽しもうと入口に向かうと、



テント入口に立つ屈強な外国人警備スタッフから、



NO!!!!

の対応。




えっ⁉いったいなんなん?どゆこと?

ホワーーーット!



どうやらワタクシ入れないみたい。頑なに入れてくれません。力業では到底敵いませんし、無視して入ろう作戦も全く通用しません。


でもどうしてもテントに入りたいバソ野郎。

入らせてもらえないテント内からイカしたサウンドが聴こえてきます!マジ嫌というほどじゃんじゃん漏れ聴こえて来てますYO~!こちとら一刻を争う事態なんじゃコノヤロー!


今度は冷静に、少し離れてスタッフを観察する事に…

すると、警備が手薄なチャンスがあるではないかーい!



ここぞとばかりにダッシュで突破を試みるも…



無線で俊敏な対応されたら敵いませんので…



そしてよーく見てみると、さっきの「ジョーの小屋」の集団はパレス・テントのスタッフらしく、私を発見するなり指差し、警戒を呼び掛けているではないですか!

こんな何者でもない只のバソ野郎を警戒するとは…



マジいったいオレが何をやらかしたって言うんだい?



教えてプリーズ♡


変装して出直そうとも考えましたが、宿泊テントで悶々とした夜を過ごすバソなのでした。


翌日にはすんなりパレス・テントに入れましたが、いったい何が怒りの原因だったのかはサッパリ分かりません。


テルミー!JOE!


おしまい。



それでは最後に楽曲紹介のコーナー♪

今年のフジロック最終日、「グリーンステージ」のヘッドライナーをつとめる、

「The Chemical Brothers」(ケミカル・ブラザーズ)より

『Block Rockin’ Beats』


ラジオで初めて「ケミカル」を知った思い出の曲です!

今も良く聴いてますYO~!


それでは、また会いましょう。

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