フジロック フェスティバル   (浮かれすぎには御用心編③)

お酒の失敗談

断酒5年生です。どーもバソです。


それでは前回に引き続き、過去『フジロック』の思い出話を。。。


泣き虫バソくん

わたくしバソ、30歳を超えた辺りからでしょうか?妙に涙もろくなっちゃいまして、ほんのちょっとでも「グッ」とくると感動の涙が溢れ出てくるようになりました。なので、ライブを見ていても「カッコいいな~」と感じると出るわ出るわで号泣モードになることもしばしば。『フジロック』においても「うおぉぉーカッケー‼」「カッコ良すぎるやろコノヤロー‼」とか叫びながらの号泣で、何度も感動させて頂きました。

不思議なもので、「グッ」とくると体を動かすどころか、ただただ呆然と突っ立っている状態になるんですよね。最近はそんなライブからも遠ざかっているので積極的に参加しなきゃですよね。


沖縄ブース恐るべし

あれは確か『フィールドオブヘブン』というエリアでのまったりタイム中。すでに何ヵ所かでビールは購入していまして、イイ感じに酔いが回ってきたところで沖縄色全開の飲食ブースにフラフラと吸い込まれ、愛想の良いお兄さんに勧められるがまま、先ずはオリオンビールから嗜む事に…それから何杯か飲み進めるうちに「もっとガツンと‼」と思ってきまして、またまたさっきのお兄さんに勧められるがまま、一押しの泡盛を購入したのでした。

しかもその泡盛、常温ストレート500mlで500円‼何回か通ったせいもあってか、叩き売り状態じゃないですか。ペットボトルに入れてもらったお陰で、持ち歩きにも便利なんです。そして美味しい。完璧にイイ感じの私は、一人まったりタイムを満喫しておりました。

グビグビと泡盛を飲み進めておりますと、本格的に頭がフラフラしてきました。こんなヤバいやつはグビグビ飲んじゃあいけませんよ皆さん‼立てなくなりますよ‼まったりどころかぐったりきてしまい、ステージのライブどころではなくなってきて、ついには横になって仮眠を取るはめになっちゃいました。

結構な睡眠をとらざるを得なくなったその日は、明るいうちのステージはほとんど楽しめずに夜を迎えるのでした。

よくよく考えると、沖縄の方って泡盛がスタンダードな飲み物って凄いなって思います。恐らく酒豪もゴロゴロといらっしゃるのでしょう。恐るべし沖縄‼素敵です‼


テント前にまさかの落とし物

ここからのストーリーは私に起こった事ではありません。が、私の『フジロック』の思い出で、未だに思い出してしまう友人の話になります。この友人は付けられたあだ名が多いのが特徴の友人です。(このブログの『逆なんですけど~』に登場してます)


『フジロック』テントサイトでテント宿泊したある年の出来事。

あだ名の多い友人と一緒のテントだった私は、昨晩から降っていた雨の事もあり、割と朝早めに目が覚めました。(もちろん二日酔いですよ)すると先に起きていた友人が

「俺等のテント前に『う〇こ』あるんですけど」

と、どうやら人間のしたモノが我々のテント前にあるらしいのです。

「ウソや~」と確認しに行くと…はい、モノホンがありました。人間様の仕業確定です。どうやら出来たてではない模様。

テント内で話を聞くと、朝目覚めた彼が外で一服しようと出入り口から顔をのぞかせると、目の前のテントの方達からの冷ややかな視線を感じ、「何かあったんか?」と不思議に思いながらも外に出て一服していると、そのブツの存在に気付いたらしいのです。そして、最初に顔を出した友人が犯人扱いされているみたいなのです。

近くのテントで起きていた方達からは、ひそひそと何やら言われたみたいでした。「やっぱりコイツはオモロイやっちゃな~」と改めて友人の事を見直すと、その後二人仲良くそのブツを、落ちていた木の枝で移動させて一件落着となりました。めでたしめでたし。

いつ襲ってくるか分からないう〇こピンチ、(略してうんピン)を無事クリアしたその真犯人に「ホント間に合って良かったね」と、そして「でも最後まで自分で始末してね」と伝えたかった私達でありました。

しばらくすると大雨に見舞われ、そのブツは跡形もなく消え去り、自然に溶け込んだのでした。


それにしても…真犯人はキチンとお尻を拭けたのでしょうか??ヒリヒリしちゃいますよ~


こんがり焼けちゃいました

あれは確か、前夜祭でのスリ疑惑の年の事。(詳しくはコチラ)何とか節約して迎えた最終日。一緒に来ていた友人の一人(あだ名の多い友人)が、意を決した様子で

「明日、休み取ってないから休みの連絡するわ」

と言い、電話をかけにその場から離れました。ずっと休みの事を気にかけていたその友人は、帰りたくなくなってしまい、今日、明日を思い切り楽しむ決断をしたのでした。私も大好きな友人ですので、「有給使ったら?」なんて誘っておりました。しかし、その友人は休みを取りづらいみたいで、結局最終日に連絡するのでした。

戻ってきた彼に「どうやった?」と聞くと「風邪ひいたことにした」と、まさかの仮病を使った事を明かしました。ビックリすると同時に、その彼の行動に胸がキュンキュンしてしまいましたよ。


だって。。。だってですよ…



日焼けして、健康的な黒光り、鼻の頭の皮も剥け真っ赤っか。こんなの誰がどう見たって外で遊びまくってるに決まってるじゃないですか?ピーンと来る人なら『フジロック』行ったな‼ってなりますよ。それなら最初から「休ませてください」と正直に言った方が私的には楽だと思うのですが、その友人の選択は違いました。

私はもう面白くて仕方なくなってしまい、笑いが治まりませんでした。友人のそういう所が実にいいんです。正に「そこがいいんじゃない」(みうらさん語録)なんです。

それがあってからのその年の『フジロック』での過ごし方ですが、事あるごとにその友人を見つめては、真っ黒に日焼けした健康的な顔を確認しては笑い、また確認しては笑いで、ずーっと笑いっぱなしでご機嫌だったのを思い出します。私は、初日に有り金のほとんどを失ってしまいましたが、この事があったおかげで「来てよかった~」と心底思えました。

翌日、名残惜しい気持ちで帰った5人乗りの車中もその友人と一緒でしたが、車内はやはり真っ黒クロスケの話題で持ちきりで、「明日大丈夫??ププッ…」っと、事あるごとにイジリ倒されておりました。

後日。。。


会社でどうだったのか確認すると、バレバレだったけど、何も問題は無かったみたいでホッとしました。だって誰もホントの事なんて分からないですからね~お外で遊びまくったせいでカゼをひいたのかもしれませんしね~

おしまい。



全4回もの『フジロック』編、いかがでしたでしょうか?

いつの日か、素晴らしい『フジロック』でお会いしましょう‼



それでは、また会いましょう。

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