逆なんですけど~

お酒の失敗談


断酒5年生になりました。どーもバソです。

今回は、今から10年以上前に県外で行われた野外音楽フェスに参加した時のお話。季節は夏だったと思います。

あの時は、友人のお手伝いという形でそのフェスに参加したのですが、集合時間も朝早く、県外の山間部での開催と言う事もあり、私を含む4人で前乗りしたのでした。そこの繁華街で地元のアニキと合流。

当然ここからは楽しいお酒の場が始まり、明るくなるまで飲み明かしたのでした。最後にコンビニで買ったコップ酒で乾杯してそのアニキとはサヨウナラ。

私たちはそのまま会場に向かい、説明されるがまま駐車場の誘導スタッフとして配置されました。私ともう一人は完全酔っ払いのままでのスタートです。

(そこで私達を案内してくれたスタッフの方のTシャツが今でも鮮明に覚えておりましてですね、白地にあたかも首から金メダルをぶら下げているかのようなプリントが施された、パンチの利いたデザインを私たちは忘れないでしょう。私はいまだに、連絡しないであろうその方の携帯番号を、連絡先に入れてあります。人生何があるかわかりませんからねぇ~)

結局のところ、スタッフと言っても友人の一人が任されていただけで、私を含む他三人はただのサポートというか付き添い的役割なのです。しかもその友人もボランティア同然で、何かのお手伝いしますよ…的な立ち位置だった為、お客さん兼ボランティアスタッフというゆる~い感じでした。

お手伝いの内容も、『駐車場が混雑したら車を誘導する』というもので、結構広めの駐車場が複数ということもあり、満車の心配もなく、イベントスタートから順調に暇でした。。。

そんなこんなで、大自然に囲まれた駐車場の片隅で、ヤロー共が暇を持て余していると一本の電話が...

何と私のお隣の県のパイセンがこっちに向かってるらしいのです。場所を説明するのと同時に、「ビール沢山買ってきて下さい!!」とお願いし、その先輩の到着を心待ちにする我々なのでした。

だいぶ待ちましたが先輩到着。500の缶ビールで乾杯!!駐車場の案内もこなしつつ、ゆったり、まったりの時間が過ぎゆくのでした。

夕方になると、そんなスタッフもどきの我々に主催者から連絡が…

どうやらお客さんも落ち着いてきたし、駐車場の混雑の心配はないからお客として楽しんでいいよーとの事で、すぐさま会場に戻った我々は、野外ライヴをフツーに楽しみまくりました。飲んで飲んで歌って踊ってお喋りして楽しかったですね~~。

そんな楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、主催者側にお礼と挨拶をして、何の役にも立たなかったであろう我々は会場を後にするのでした。

この当時の私は、有給休暇使いまくり生活を送っていたので、休みの最終日にイベント事などがある時は、ほぼほぼ休みをとっておりまして、この時も当然有給をとっておりました。なので私と途中参加の先輩だけが次の日が休みという事になり、ここから二人だけ別行動になりました。クタクタに疲れていた私達は、車の中で深~い眠りについたのでした。


翌日。。

日の出と共に上昇した気温で目を覚ました私達は、物凄く腹がへっていたのと、喉がカラカラだった為、近くのマーケットへGO‼ 先輩の提案で、この日はスーパー銭湯に行くこととなり、軽く食べてから銭湯のOPENを待ちます。

昨日は結構はしゃいだ為か、飲みすぎのせいか、まだ身体がだるかったです。汗で身体も気持ち悪かったので、この時のお風呂はもう格別のものとなりました。いろんなお風呂のバリエーションがあり、とりあえず全てのお風呂をやっつけちゃいましたが、中でも滝行のできる打たせ湯が良かったです。

サイコーなお風呂でピッカピカのつるんつるんになった私達は、施設内の居酒屋に吸い込まれ、朝からビールで乾杯という最高の休日を過ごしました。くだらない話で盛り上がり、眠たくなった私達は仮眠スペースでお昼寝をしました。

そのお昼寝が、前日の疲れもあってかお昼寝というよりもむしろ爆爆睡になってしまい、二人して閉館近くまで寝てしまいました。

私は次の日に仕事を控えていたので、なんとか終電に間に合う時間に起きれたことにホッとしておりました。先輩に見送られ、ローカル線に乗り、JRの駅に到着。急いで改札をぬけ終電に乗り込もうとしました。

すると、二台の車両が待機していました。何番ホームか確認していなかったので、「どっちかなぁ?」と思い、ちょうど駅員さんがいたので「これって、○○までいきますか?」と片方の車両を指差し聞いてみると…「はいっ!行きますよ!」との事で安心して乗り込みました。

座って待つこと数分。。。

「発車しま~す。」

のアナウンスと共に動いた先が、まさかの



REVERSE!!!


「!!!」

「えっ??なになに?どゆこと??」

「駅員さん○○行きますって言いましたけども。。。」

そんな事を考えている間にも、自宅からドンドン遠ざかる私。呆然としていると一駅目を降り損ねました。そんな中、すれ違った普通電車に気付いた私は、次の駅で降りてすぐに確認すると…それが私が乗るべき終電でした。知らない山の中の無人駅に降り立った私は、とりあえず暗ーい小さな無人駅の外で座り込み、辺りを見回しました。

すると、山の中の本当に何もない、あるのは閉店している個人商店だけでした。「こうなってしまったのもしょうがない。これはこれでオモロいな!」と覚悟を決め、一服しながら考えていると、昨日まで一緒だった友人を思い出し、ダメもとで電話しました。

かろうじて携帯が繋がったのとGIRIGIRI☆の充電が何よりの救いでした、その友人は深夜にもかかわらず迎えに来てくれる事になり、隣の県の私の自宅まで送ってくれました。

その友人は、深夜でも片道1時間チョットはかかる距離を嫌な顔せず送ってくれました。この友人は付けられたあだ名が多いのが特徴で、私にとって大切な存在で大好きで、いつも感謝してます。(今後もこのブログの面白エピソード部門に出演していただく重要人物です。)


いや~それからというもの…電車に乗る際の確認作業は徹底的に徹底することにしたバソなのでした。。。   おしまい。


これを書いていて、REVERSEの文字を打った時にふと…昔よく聴いた日本のハードコアバンド『REVERSE』を思い出しました。カッコイイですよ~。

現在の私は、断酒中の身でいつでも運転できますので、困った方には協力しなきゃな~と思ってますので…バソ送迎にお気軽にお声掛けくださいませ。めちゃくちゃな要求は受けれませんが、常識の範囲でできるだけはやりまっせ!!よろしくど~ぞ~


それでは、また会いましょう。


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