公園へ行こう

ストーリー

断酒7年生になりました。どーもバソです。



はっきりと断酒した日にちを覚えていない私ですが、なんとか断酒歴6年の7年生になりました。

あいかわらずの時折やってくる飲酒欲求との格闘はありますが、華麗にスルーはもはやお手のモノで、過度なストレスを感じる事はもうなくなりました。

つい先日、妻に断酒歴6年になったのを報告すると、

「もうそんなに経ったっけ?」

と言われ、なんだか褒められてる感じがして嬉しくなった次第であります。



さてさて、前回の投稿でお伝えした公園でのトレーニングに行ってきたのですが、なんと!可愛い子供達と仲良くなれたので報告しておきます。

近所の住宅地に位置する小規模な公園は、広場と遊具ゾーンに分かれた公園で、私が保育園に通う頃には既にあったので、50年近く前からあるのだと思われます。現在はだいぶ様変わりしてしまい、遊具といえば、ジャングルジムや砂場、ブランコなどは無くなっており、滑り台・低鉄棒・うんてい・シーソー・子供向けのバネで支えてあるユラユラできる乗り物だけになってしまいました。

低鉄棒・うんていを行ったり来たりして、いつものように独り黙々とトレーニングに励んでおりますと、そこにやって来た親子達。4人の子供を引き連れて公園に遊びにやって来たのです。

低鉄棒でディップスをしていると、

「何してるの〜?」

子供達は興味津々な様子。

すかさず、「トレーニングをしてるんや」と答えると、子供達はぶら下がったりして遊び始めたので、「スゲーな!」「スゴイ、スゴイ!」とリアクションするも束の間。今度はアクロバティックにぶら下がり始め、

「見て見てー♡」

なんとも可愛い、とても愛くるしいではありませんか。

私は、

「おーっ!スゲー!やるな〜」

何度も何度も褒めちぎりましたYo〜!

思わず抱っこして一緒に遊びたい気持ちになりましたが、今の時代の風潮が気になり、ロリコン親父に勘違いされ、両親に不快な思いをさせてはならぬと、グッと堪えて抱っこするのは止めときました。本当は高い高いをしたかったのですが…

一応私は怪しい者ではなく、ロリコンというよりもむしろ「マザコン」の熟女好きである事をお忘れなき様。

うんていに移動して、懸垂トレーニング中にもちょっかいを出してくる可愛い女の子達。身体をユラユラもてあそばれ、「見てー♡」に何度も癒されながらトレーニングすること30分が経った頃には上半身がパンパンになっており、名残惜しい気持ちを堪えて、

「またね♡」

でお別れしました。

お母さんらしき若い女性から、「ありがとうございました」と声をかけられ、こちらこそほっこりさせて頂いた感謝の気持ちを込めて、「どーも」と公園を後にしたバソ野郎。

公園でほっこりするモノは他にもありまして、地面に描かれた落書きや、○✖︎ゲームの痕跡などにもグッときては思わず見入ってしまいます。

小さなこの公園にも様々なストーリーがある事に感激しつつ、公園といえば…

ついつい思い出すストーリーをお届けしようと思います。



あれは、25年以上も前のこと…

未だに公園を発見する度に思い出す、バソ少年「恋の話」。

私が20歳前の頃、当時有名だったナンパスポットでの出会いから始まりました。

今は無き商業施設の駐車場という週末の有名ナンパスポットは、営業が終わった夜には若者達の熱気ムンムンで、ひっきりなしに車の出入りがあります。ナンパする者、されたい者、只の冷やかしの者達がごった返しておりますぞ。

冷やかしの中には、暴走族も頻繁に出入りしていた時代ですので、やかましいバイクであったり、車高が低すぎる、いわゆる「シャコタン」もよく見かけました。そんな中、初めて目撃した「竹やりマフラー」はインパクト抜群でしたね。マンガの世界の光景に感動したのを思い出します。


その日の私は仲の良い友達4,5人で行動していました。出会いを求めてウロついてはキョロキョロ辺りをうかがいます。

すると…

薄暗い階段の方に人影を発見!

よーく見てみるとギャル2人組ではありませんか。すかさず私とイケてる友人2人で声を掛けると…

「カッコいい♡」

これ程までにない好反応なんです!

しかも!

その「カッコいい」は、私に対しての反応だった為に、正しくミラクル!美容学校生だった当時、長時間かけてまっ青のオカッパツーブロックにした甲斐がありましたぜ!

なかなかのマニアックもいたもんだなと調子に乗りまくるバソ少年。こんなの滅多にというよりもあり得ませんぞ。

この事で火が着いちまったか?

百戦錬磨のイケメン友人は、私に好意的な彼女に完全ロックオン。研ぎ澄まされた嗅覚がそう感じとっていたのでしょう。

女心を掴むのがうま過ぎるイケメンのトークも見事炸裂し、別々の車で夜の海にレッツゴー!残された友人の事などカンケーねぇぜ!

年下ながらも大人びた顔立ちの彼女達はどちらもキュートで、私に好意的な女の子はイケメンの車に。もう1人は私の車に乗り込んで、2台連なって向かったのでした。

私にとってはこちらの方が好都合だったのは、思いきりタイプはコッチの彼女だったからなのであります。顔立ちのはっきりした、背の高い彼女が助手席にいるだけで、まるで自分の恋人を乗せている感覚で舞い上がる私。会話も弾み、満足のドライブになったのは言うまでもありません。

せっかく海に着いても特にやる事などありませんで、軽くお喋りをして別行動という流れに…

当時の私は、まだお酒を飲みに行く思考などなかった為、特に行き先もないピンコ勃ちボーイは、自宅の自室へと連れ込みに成功。(ヤッタゼ!)

こーなったらコッチのもんだぜ!

はち切れんばかりの欲求から口づけをすんなり受け入れる彼女と唇を重ね合う度にトロけてしまう暴走バソ野郎。

A→Bの流れは当然のこと。

自然な流れでボディータッチ♡


が…



「これ以上はダメ!」

ここで彼女からストップが…

しかし、一旦スイッチが入ってしまった野郎はもう止められない、彼女の身体をまさぐるとまたもストップが…



「なんでや!」



ここまできてそりゃねーぜ!ってなもんで、ひょっとして「あの日か?」と問いただすも違うみたい。それならばと再びまさぐるもまたもやストップ。


「なんでなんや!」



彼女は、「冷静になって♡」と私をなだめる。



冷静になれる筈もないこの状況で、いったいどうしたらいいのだろうか?



さわりたい…


絡みたい…



抱き合って重なりたい…




不思議なことに、キスだけはすんなり受け入れてくれる…



でもそれ以上はダメ…





う~ん、どうしよう・・・




こんなの生殺しじゃねーか!

強引に襲うのは美学に反するし、興味ないし。



モヤモヤと葛藤するうちに、徐々に治まりつつある欲求を殺し堪えながら、ベッドで彼女と話し始めました。

すると…

話しているうちに見えてきたぞ…

メンヘラちゃんの一面が…




どうやら彼女には、なにか満たされない寂しさが急に襲って来るのだと。そんな時、居ても立っても居られず、近所の公園のベンチに座っては心を落ち着かせるのだと。



次にそんな気持ちが襲って来たら、


「真っ先にあなたに公園に来て欲しい」

「私はきっとあなたに会いたくなる」




それを聞いた私は、

「すぐ行く!」


彼女の真剣な眼差しに真っすぐに答えました。

それから、そんな気持ちになるまでは連絡もしないで待ってて欲しいという彼女の要求もすんなり受け入れたのです。




何度も抱き合って、キスをして、決して交わる事はなかったものの、甘い時間が流れていき、ブラインドから朝日が差し込んできた頃、彼女を送り届けるべく車に乗り込むのでした。



滅多とない早朝の景色は清々しく心地良く、美しい彼女を乗せた短いドライブの終わりが来るのがとても怖かったですが、心が通じ合った安心感の中、夢中でお喋りし、彼女のバイト先の焼肉店の前を通って彼女の自宅付近でさよならしました。


「また会いたいな」


そこからの「連絡待ち生活」は活気に溢れていました。

突然の連絡が来るかもしれない緊張感のある毎日の始まり。

連絡手段といえば、当時は「ポケベル」。(ちなみに文字入力ができるタイプのヤツです)

メンヘラちゃんからの連絡を逃すまいと、こまめにチェックは当たり前。深夜の連絡にも対応できるように、寝不足気味の生活がしばらく続いたバソ野郎。

1ヶ月、2ヶ月と時は流れど、一向に音沙汰無しの状況。彼女を信じ切っていた私は、ひたすらに信じてその時を待ちました。彼女を毎日想う気持ちも徐々に変化していきましたが、決して忘れる事はなかった約束。

遊び盛りの10代後半の若者が、一瞬の深い眠りについて飛び起きたのは深夜0時前。

まさかな・・・


いつものようにポケベルを確認すると…




「アイタイ」





のメッセージが…






ちょっと待て!コレ何時や!



焦りながら確認すると、

21時前・・・


ってことは…3時間ほど前か!




慌てて返信し、連絡が帰って来るのを祈る私。



だが、帰って来ず。

続けて言い訳のメッセージを送信するも返事はナシ。




あれ程待ちわびていた連絡を、たまたま寝てしまったこんなタイミングで見逃すなんてあんまりだぜ!ホントたまたまなんだぜ!ずーっと待ってたんだぜ!こんなのあるかよ!



「なんで起こさんのや!アホか!」

「もう最悪や!」

このやるせない気持ちを近くにいたオカンに思わずぶつけては焦りだすも、ポケベルの反応はナシ!




眠りに就くこともできなくなった私は、祈るように連絡を待ち続け一夜を明かしました。





それから連絡はありません。

バソ少年ひと夏の恋は終わりました。




あれから何十年も経った今でも、未だに営業中の「あの焼肉店」と、見ず知らずの「公園」を見かける度によみがえる青春ラブストーリー。




いかがだったでしょうか?


「公園」には、老若男女何かしらのロマンチック伝説があるのではないでしょうか?そして忘れられない思い出の数々。遊んだり、デートしたり、喧嘩したり、告白したり振られたり…

思い返すと、妻との出会いの合コンでの次の行き先が公園で、深夜の公園の遊具で思い切り遊んだのを思い出しました。そして思い切って翌日のデートに誘いOKをもらった嬉しかった気持ちも蘇ってきます。


さぁみんな、



公園行こう!









さてここからは皆さんに質問なのですが…

いよいよといった時、女性から「ダメ!」と拒否される場面てあるじゃないですか?そういった時、

「先っぽだけでいいから」

こんなアホな言い回しで突破した経験がある人っているんですかね?なぜだかずーと気になり、憧れ続ける私が居りまして、過去何度かチャレンジするも、受け入れは皆無なんですよ。「先っぽだけ」って表現は切なくもいやらしい響きですよね?世の中の猛者共はどうやって突破しているのかが気になるトコロ…



以上を持ちまして今回はおしまい。








それでは最後にお待ちかねの楽曲紹介のコーナー♪

今回の楽曲は、子供心を忘れちゃいかん!ということで…

ボス戦が印象的なこのゲームから、

1989年2月9日、ナムコより発売のファミコン用アクションゲーム、

「ワギャンランド」より

『最終面BGM』


各ステージ毎のボス戦は、従来の戦闘形式とは異なる、しりとり・神経衰弱・数字探しといった遊びを取り入れたのが面白過ぎるゲームであります。

しりとりゲームでは、まさかの読み方の発見にワクワクしたものです。



それでは、また会いましょう。

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