病的酩酊と私

断酒生活

断酒5年生です。どーもバソです。


今回はタイトル通り、私と『病的酩酊』のお話。

まずこの『病的酩酊』とは何なのか・・・酩酊とは要するに酔った状態の事でして、『病的酩酊』となると、ただの酔っぱらいとは違い「幻覚」が生じたり周囲の状況が認識できなくなってきます。なので、周りの方からすると理解不能な言動を繰り返したりします。

私の場合は完全にこの『病的酩酊』に当てはまりました。

こういった症状が出始めたのは30歳ぐらいの時だったと思います。最初のうちはメチャクチャ飲みすぎた時だけで、要するに泥酔状態の時にやらかす程度だったのが、歳を重ねるうちにチョットの飲酒でも「幻覚」「幻聴」「被害妄想」が生じることもしばしば。

そんな時はほぼ覚えてなんておりませんので、後で状況を聞くと信じられない事をやらかしていたりするので、ホント悩んでおりました。


例えば…

  • 一人で居るのに誰かと喋っている(幻覚)
  • 周りがうるさいと感じる(幻覚、幻聴)
  • 勝手にだまされていると思い込む(被害妄想)


などが挙げられますが、よく家族から言われたのが、一人でリビングで飲んでいる時に通話してる訳でも無いのにずーっと誰かに対して喋り続けているらしいのです。「すみません、すみません」とか「○○○○ッスよね~」とかの口調が多かったとか。なので、私がこうなると家族は皆、自分の部屋に逃げるかのように駆け込むように…相手をするのは面倒くさいですからね~

でもでも凄い心配だったと、今では笑い話としてチクチク言われたりします。家族でそんな話を最近したところなので、なんとなく早いうちにと思い書いております。

宅飲みの時はリラックスしているので、結構な量を飲むとヤバい状態が始まるらしいのですが、ある日の事、いつもの様にお酒を飲んでいると、いきなりバタンと倒れて、心配した娘たちが私の顔を見てみると、目が寄り目の反対になっていたらしいのです。要するに黒目の部分が両端に離れた状態で相当「キモかった」と言っていました。

私は普段そんな特技を持ち合わせていないので、酔った時限定の技なんでしょう。(いつの間に習得したのやら⁉)

またある日には、お風呂にも入らないで倒れこんでしまった為、「恥ずかしいな~もうっ」とか言いながらも、上の娘にうなだれた状態でお風呂で全身キレイキレイしてもらったりだとかありました。ホントうっすらとしか記憶がないのですが、自分からお尻を上げてシリアナから何から洗ってもらったみたいです。もう娘も中学生か高校生だったと思うので後から聞いたときは、お父さんとても感激しちゃいました。


これも度々起こした問題ですが、『幻覚、幻聴』にも悩まされました。



例えば居酒屋でみんなで飲んでいる時、周りの全く知らない方達にいきなり

「うるさいんじゃ‼お前ら~‼」

などの暴言を吐くこともちょくちょくあり、全然騒いでいないにもかかわらずいきなり言うものですから、一緒の友人を困らせたりしました。原因は分かりませんが、私にはうるさく感じ、そして何かが見えているのです。普段の私なら絶対にしない事をやらかしたと聞いた時は、何度も何度も落ち込みました。

「ぶっす‼」と叫ぶこともよくありまして、周りの知らない方達や、友人達を不快な思いにさせていたのです。こんな事、普通に言ってるヤツがここにいたかと思うとヤバいですよね。相当アブナイ奴だと思っちゃいますよ~。私なら関わりたくありません。無視、無視(←オメーだよ‼)


あと、たまにあったのがさっき触れた『被害妄想』で、これも中々の厄介者でして、あたかも自分が騙されている感覚に陥ってしまうというものです。これは自分だけでなく、一緒にいる友人が騙されていると思い込んだりのパターンもあったりで困りました。

例えば店員さんに騙されているとか、友人が恋人に騙されているとかを勝手に思い込んでしまうという感じです。こうなるともう疑う事しかしなくなり、完全に騙されている被害者意識になってしまうのです。なので、もう訳の分からない事ばっかり喋っていたのだと思います。


こういった事は、飲んでいるといきなりスイッチが入るみたいでして、急に態度や顔つきが豹変するらしいのですが…当の本人は何食わぬ顔で喋り、飲み続けるので、周りの方達はサッパリ訳が分からなかったんだろうなぁと思います。

そんな「病的酒乱」な私なので、飲酒時代には『出禁』になったお店が何件かありまして、ホント当時は迷惑を掛けまくっておりました。それでもたまには、ずーっとご機嫌のまま飲み進める時もありますが、私には『失禁癖』がありましたので、せっかくの楽しい場に釘を刺す事も何度もありました。この『失禁癖』は結局、断酒に至るまで長年に渡り治る事はありませんでした。

飲酒した最後の飲み会では、深夜に外でいきなり倒れて、顔面強打で眉尻の骨まで見えるほどの大怪我をする事態にまでなってしまい、流血+失禁でタクシーにも乗車拒否。友人達のおかげで結局奥さんに迎えに来てもらって、次の日に超二日酔い状態で病院へGO。20針ほど縫う大怪我でした。


生きてる事が不思議なぐらい、思い返すと迷惑ばかりかけていた私ですが、お酒との思いでではいい思い出もたくさんありまして、やはり「メチャクチャ楽しかったな~」と思います。いい出会いも沢山ありましたし、い~っぱい笑わせてもらいました。そりゃ~寂しいですが、私は『断酒』という選択をして良かったと思っています。なにせお酒を一口も飲んではいけないタイプなのですから。。。そして、なんとか続けられている事が不思議なのですが、これからも、がっつりシラフで生き続けたいと思っています。

そんなシラフ状態でも、「それぐらいで丁度いい」と言ってくれる理解者もおりまして、何とも嬉しい限りなんです。飲酒時代のように、ラリった行動で笑わせたりとかではなく、純粋な自分で居れる事の方がよっぽどステキな事だと解ってしまった今は、例え飲酒欲求が起きても大丈夫にはなりました。ですが…油断禁物なので、ピリッと行かせてもらいますYO~‼


チョット真面目な回になってしまったかも…ですが、たまにはこんな『断酒生活』感も書いていきますのでよろしくど~ぞ~‼


それでは、サムネに使った「GET OVER IT」から大好きな曲を思い浮かべたのでご紹介。


「Shades Apart」 (シェイズ アパート)で

『 Getting Over It 』


それでは、また会いましょう。

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