断酒5年生です。どーもバソです。
「カレー味のうんこ」と「うんこ味のカレー」なら、「カレー味のうんこ」を選びます。
さてさて皆さま、お盆も終わりいかがお過ごしでしょうか?お盆休みを利用して旅行に出かけた方も多いのではないでしょうか⁉そんな楽しかった思い出から一転、『地獄』の日常に舞い戻られたそんな貴方に、今回は『地獄』の予習をオススメします。
ところで皆さんは、仏教においての極楽(天国)と地獄の存在はご存じですよね?
今回は、皆さんが恐らくお世話になる『地獄』についてなのですが…
絵だとかイメージ映像、作り物なんかで見たことはあるものの、実際に行ったこともなければ、見たこともあるはずなく、なんとな~く閻魔大王様に落とされる恐ろしいトコロという認識だったわけなのですが、10年以上前に「みうらじゅんさん」が出ていた「タモリ俱楽部」の動画を見て勉強になったので、みうらさんから学んだ知識をお届けします。(多少自分でも調べました)
2010年2月26日放送。「タモリ俱楽部」落ちてからではもう遅い!みうらじゅんの生前“地獄”予習より、みうらさんの解説から抜粋し、自分なりの感想を交えながら書いていきますYO~‼
番組ゲスト
- みうらじゅん(解説)
- 安斎肇
- おぎやはぎ
撮影場所
- 高田馬場『ホルモン EMMA 閻魔』
(店が閻魔ということもあり、牛タンを焼きながらの展開が笑えます!)
残念な事に「タモリ俱楽部」は2023年4月1日で全1,939回放送の幕を閉じました。この記事の最後に動画を貼りたかったのですが、どうやら消されたみたいなので想像しながらお読みください。
番組タイトルからしてグッとくる、なんともワクワクさせてくれるじゃないですか。この企画は、みうらさんの解説で、死んでから落ちるだろう「地獄」を生きているうちに予習(勉強)しておこうというもの。これで「地獄」の傾向と対策はしっかり押さえておきましょう!
皆さんはひょっとして、自分は『天国』に行くものだ。と思ってませんか?もし思ってるのであれば、残念ながら無理です。先ほどから『地獄』に行くものだみたいな言い方をしているのは以下の理由があるからです。
地獄に落ちる5つの基準
以下どれか一つを破ってもOUTです。
- 「不殺生」⇒ 生き物を殺さない
- 「不妄言」⇒ ウソをつかない
- 「不倫盗」⇒ 盗みをしない
- 「不邪淫」⇒ 享楽に溺れない
- 「不飲酒」⇒ 酒を飲まない
パッと見すでにOUTと思ったのではないでしょうか?
詳しく説明すると…
1 の「不殺生」においては、虫などはもちろんのこと、生き物のお肉を食べるのもNG。2と3と5においてはそのままの意味で、4 の「不邪淫」はといいますと、いやらしい行為そのものがOUTですが、いやらしいことを想像しただけでもOUTです。なので、生きているだけでほぼほぼOUTということになるのです。
そういった訳で、どーせ落ちる『地獄』を予習する事でちょっとでもダメージを減らそうではないかという事なんです。
それではいよいよ、その『地獄』に迫っていきましょう。
地獄とは…
地獄は大きく分けて2つの世界があるとされています。「八大地獄」というハンパなく暑い方と「八寒地獄」というハンパなく寒い方。そしてそれぞれに8つの階があるとされております。ビルの様に階層構造になっており、下に落ちるほどハードモードになっていきます。なんと!その深さ 約272,300㎞ 一番下の階に辿り着くまでは、落ち続けて2000年かかるようです。(もうすでに想像つかん‼)「タモリ俱楽部」では八大地獄のみの解説でしたので、八寒地獄の説明は無しでいきます。
ちなみに「八大地獄」「八寒地獄」それぞれの階でさらに別の16の小地獄が付属されている為、
8×2で16の大地獄 + 8×16+8×16で256の小地獄 で、合わせて 全部で272部屋もの地獄があることになります。
(1由旬=約7km)
八大地獄 ←暑い方(一番上の階から解説)
1.等活地獄(とうかつじごく)=殺生をしたものが落ちる地獄
亡者同士で殺し合い、煮えた糞尿で茹でられ、さらに食べさせられる
ほとんどの人がお世話になるであろう地獄です。一番軽い地獄でコレってヤバくないですか⁉タモリさんもすかさずツッコんでおりました。しかも殺し合って死んでもすぐに復活し、痛みなど感覚はある為、長い間ループ地獄なんです。まさに地獄‼
2.黒縄地獄(こくじょうじごく)=殺生+盗みをした者が落ちる地獄
身体に黒い線を引かれ、線の通りに切り刻まれ、煮えたぎる大鍋の上の縄を渡らせられる
鬼によって、線を引くのも鉄製の熱せられた物でつけられる。この地獄は1000年も続くらしいです。もしも縄を渡り切ったらどうなるのでしょうか?
3.衆合地獄(しゅうごうじごく)=殺生+盗み+淫らな行いにふけった者が落ちる地獄
鉄の臼で挽き潰され、木に逆さ吊りにされ、炎であぶられる
この地獄の中の一つに、木の上で誘惑する美女をめがけて木を登ると葉っぱが刃物に変わり、体を引き裂かれてしまうという男子向けエロエリアまであります。
4.叫喚地獄(きょうかんじごく)=これまでの罪+飲酒した者が落ちる地獄
煮たり焼いたり炙ったりされ、口から焼けた銅を流し込まれ内臓を焼かれる
矢作さんの「軽くネタ切れ感が出てきてると思うんですが…」に笑いつつ同感。飲酒をした者が落ちるだけあって、またまた矢作さんの「胸やけのレベルじゃない‼」にも笑わせて頂きました。
5.大叫喚地獄(だいきょうかんじごく)=これまでの罪+嘘をついた者が落ちる地獄
叫喚地獄よりもさらに大きな鍋や釜で焼かれる
だんだん面倒になってきたのか、やっつけ感が物凄くなってまいりました。内容よりも大きさ勝負に出てきましたね。笑えます!ちなみに8000年続くようです。
6.焦熱地獄(しょうねつじごく)=これまでの罪+仏教の教えと相容れない考えを説く者が落ちる地獄
鉄板で表も裏も焼かれる
池だと思い飛び込んだら、炎の池だった
ついに小ボケまでかましてきちゃいましたよ~大変大変!この先どうなるのやら⁉楽しみで仕方ありませんねぇ。ちなみに6000年続きます。
7.大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)=これまでの罪+尼僧や幼女を犯した者が落ちる地獄
焦熱地獄のパワーアップ版
死の三日前から苦しみを受ける
パワーアップ版とは…もう手抜きもいいところです。ですが、フライングで苦しみを受けるとは流石に罪が重いですね~。
8.無間地獄(むけんじごく)=これまでの罪+父母や聖者を殺した者が落ちる地獄
これまでの地獄の1000倍の苦しみを味わう
やはり、人間の思考には限界があるということが分かりました。もはや具体的な罰が見当たりません。ホントお疲れ様でした。
以上、八大地獄でした。
続きまして、みうらさんが選ぶこの責めはキツイ BEST3より1位に選ばれた小地獄を紹介します。
【1位】殺殺処(さつさつしょ)『叫喚地獄』
貞淑な女性に酒を飲ませ、意識を朦朧とさせた後、淫行に及んだ者が落ちる地獄
熱い鉤(かぎ)で男根を引き抜かれるが、またすぐに生えてきて、引き抜かれ続ける
これについてはタモリさん「男根手品みたい」と言っていました。(←笑えます‼)
この後は「現世の地獄巡り」⇒「空耳アワー」と続きまして終了。
さて『地獄の予習』いかがだったでしょうか⁉
やはり最初の地獄から飛ばしすぎたせいで、だんだん重くなっていかないといけない罰を考える事ができずに、ネタ切れ感満載の感じが何ともステキに思いました。動画が見れないのが残念ですが、何回も笑わせて頂きました。ゲストの皆さんもツッコミまくり状態でとても見ごたえのある回だと思います。
それでは最後に、地獄関連ということで一曲
「人間椅子」で『針の山』
それでは、また会いましょう。
コメント お気軽にどうぞ~(お名前、メールアドレスは特に必要ありません)