ホントの自分

断酒生活

もうすぐ断酒5年生になります。どーもBASO(バソ)です。


憧れの人物はキラキラ輝いていて、そりゃあもうカッコいい。

そんなカッコいい人になりたい。オレもなるんだ~。という思いと、高校に入ってすぐに、髪型に異常な興味を持ってしまった私は、ソッコウで

「美容師になる」と決意しました。中学校は強制的にボーズだったので、髪型に興味を持つのはもはや必然だったのかもしれません。

私は、勉強そっちのけでファッション誌やヘアスタイル誌を読み漁ってました。その中にはもうカッコいい人だらけで、ぶっ飛んだファッションにぶっ飛んだ髪型、田舎もんの私にはものすごい刺激なのでした。

もちろん校則というものがあるのでド派手なことは許されないのですが、小技を使い、髪色をすこ~し変えたりとかで校則をすり抜けたりしておりました。

この頃の男子なんて、そりゃあもうモテたくてモテたくてしょうがない時期に入っておりますので、女子を意識しまくっておりました。

その頃のバソ少年は何とも中途半端なヤツでして(今もですが…)俗にゆうヤンキーでもなく、でもその世界には憧れたり、他校のやんちゃな友達とつるんでは気分を味わってみたり、根性なしの私は喧嘩するなんて程遠いヤツでしたが心はオラオラぶってました。

そうなんです、私は根っからのすごくカッコ悪いヤツなのです。

そんなハンパ者が何をやっても長続きするはずもありません。

美容学校に行った時も、最初のうちは学校に行きながら近所の理髪店で働いて夜練習、という日々を過ごしていましたが、そのうち周りに流され、遊びほうけるようになり学校だけ行って遊ぶようになっていきました。

そのうち、美容師になるという目標からただただ学校を卒業するだけの目標に変わってしまうのでした。

あれほど高校の時の衝撃があったにもかかわらず、です。

「自分はただ自分の髪型をいじる事に興味があっただけで、それを提供、発信する側ではない」と思い、その道をあきらめたのでした。

専門学校を無事卒業してからは、フラフラする毎日。

そういう不甲斐ない自分とそれを打ち消す、又はそういう現実から逃げたかったのかの様にお酒に頼るようになっていったのかもしれません。実際には一瞬だけ気分が紛れるだけで根本的にはなにも解決しないのですが…

なんかお酒を悪者にしているようで嫌ですが、今思うと、精神的に頼っていたんだと思います。

再度言いますが、なにも解決しないのに…


しかしながら私は酔うことで、シラフの自分にはできない事、言えないこと、考えつかない事ができる自分が好きでした。迷惑をかける自分はとても嫌でしたが、皆が笑ってくれたり「アフォやな~」と言われたりすることに満足していたのです。

これもまた、ただただ自分が満足していただけで誰にも受け入れられてなかったんだと思います。なので、こんな自分に付き合ってくれる家族や仲間たちには感謝してもしきれないのです。


そういう私は、何段階かのステップを踏んで着実に完全体へと変化していくのでした。

ステップ1・ビールにはまる(詳しくはコチラ➡)前編後編

      〈ここから飲酒量は急激に増えていきました〉

ステップ2・断片的に記憶をなくすようになる

      〈飲みすぎると、他人に絡んだりと迷惑行為をするようになる〉

ステップ3・飲みすぎると記憶がない+失禁するようになる

      〈迷惑行為、被害妄想、幻覚、幻聴、自己嫌悪、失禁〉



ステップ3まで来ると、私が飲みに出かける際の家族の心配は物凄かったと聞きました。「また迷惑をかけるのではないか?」「無事帰って来るだろうか?」など、余計な心配をかけさせていたのを申し訳なく思います。

それに、一緒の友人達にもせっかっくの楽しくなるはずの時間を何度も台無しにして迷惑をかけてきた事、介抱してくれた事、それでもそんな私と付き合ってくれる事に何と言っていいのか、感謝の気持ちしかありません。



そんな素晴らしい面々に支えられて生きれている事はホントに有難く幸せです。

なので、もう過去の事はどうしようもないので、今これからを感謝の気持ち一杯で皆に接していこうと思うのです。

なかなか強がって伝わらないかもですが、いつもありがとうございます。
ブログで伝える事ではないのでしょうが、感謝してます。


「せめて断酒だけは続けるんだ~」





さて、ホントの自分とは?

シラフでも、酔ってても、それが本当の自分であるのだと思います。そんな自分から目を背けないで生きようと思う。

弱い自分に向けての自己満ブログを読んでくださり。ありがとうございます。



それでは、また会いましょう。

コメント お気軽にどうぞ~(お名前、メールアドレスは特に必要ありません)

タイトルとURLをコピーしました