フジロック フェスティバル   (浮かれすぎには御用心編②)

お酒の失敗談

断酒5年生です。どーもバソです。


今回も、前回に引き続き過去の『フジロック』での出来事をお届け。

前回はスリ疑惑に陥った出来事でしたが、過去『フジロック』では色々な経験をさせてもらいました。そんな中からいくつかピックアップしてみましたのでどーぞー。



RUN-D.M.C と記念写真

こちらは、記念すべき初参加での出来事。お目当てのRun-D.M.C の登場を「ホワイトステージ」後ろの方で待っていた時でした。大体スタート一時間程前だったと思います。私達の後ろの通路に、何やらただならぬ雰囲気の外国人集団が…友人が「本物や‼」と言うではないですか⁉急いで話しかけ、一番ノリノリの黒人の方と記念にパチリ。その集団が過ぎ去った後も、我々は興奮冷めやらぬ状態でライブを待ちました。

いよいよライブが始まると、どこにもさっきのノリノリの姿がありません。どこをどう探しても見当たらないのです。そうです、ただの付添人だったのです。私達は、あえて本物より付き添いの方と写真を撮った訳なんです。と言う勘違いなお話。

間に合わず・・・

『フジロック』で付きまとう問題の一つとして、「トイレ激混み問題」があります。今でこそだいぶ解消されているでしょうが、当時のトイレの混みようはハンパなかったです。それでも年々良くはなってましたが、タイミングによってはスムーズとは程遠いモノでした。特に女性は大変だったと思います。男子はいざという時は立ち技が使えますからね。(←ダメですけども)何せお酒を大量に飲みますもので、ひっきりなしに尿意がやって来るのです。

考えた私達は「オムツでも着用しよう」と思いましたが、結局実行せずにおりました。今思うと、念のためオムツ着用しておけば…と思ったりします。『小』の方はまだましですが、『大』でやらかそうものなら、周りにも迷惑だし、面倒くさいし、臭いしでたまったもんじゃないですもんね。

あれは確か、一番奥のお気に入りステージに居た時の出来事。なんともゆったりのんびりした時間を過ごしておりました。飲んでは、音楽に浸ってはの繰り返しで、だいぶ飲んでいた為、何回も最寄りのトイレに駆け込んではと普通に上手く過ごせておりました。そして、だいぶ出来上がった頃にはそれこそひっきりなしにトイレに通うようになり、10分おきには通っていたと思います。

飲酒される方なら分かると思いますが、一回トイレに行きだすと尿意が次々襲ってきますよね。コレが厄介者でして、面倒くさいったらありゃしない。でも、我慢しても踏ん張れる時間も僅かなものですので、結局すぐ行かないとダメなのです。

この時はだいぶ酔っぱらっていた為、普通の判断ができずにおりました。なので何を思ったのか分かりませんが、最寄りのトイレがちょっと混んでいただけなのに、次のトイレゾーンを目指し歩き始めたのでした。(明らかに待った方が早いです)ホント何の修行か分かりませんが、自分に何か試練を与えている気分だったのです。

次のトイレゾーンに到着する頃には、もう膀胱がパンパン状態の限界が来ておりました。そこでも少し混んでいただけなのに、勝手に修行中の身である私は、その場をスルーしさらに次のゾーンを目指し歩き始めるのでした。(←もう訳わからん‼)よくよく考えると、次のトイレゾーンは有名な『超激混み必須のトイレ』にも関わらずです。

例えたどり着いたトコロでどうにもならないのですが、頑固になってしまった私は、クネクネ競歩の早歩きで目指します。途中、木々に囲まれた歩道になるも、「絶対立ち技は使ったらダメなんや~‼」と自分を震いたたせてクネクネクネクネ。そして下り坂に差し掛かった瞬間、


じょ~~~~



とうとう漏れ出てしまいました。(バソ、OUT~

ひざ丈のショートパンツスタイルだった為、裾から出るわ漏れるわの大騒ぎ‼そりゃ~大量、大漁なんです。(大放出中‼)一度で出だしたらもう誰にも止めれません。みるみるベタベタのグチョグチョ状態に。すれ違う方達からの冷ややかな視線がブッ刺さります。恥ずかしいですが、出し終えるまでは何食わぬ顔で歩み続けました。そしてとうとう『ホワイトステージ』後方で静かに腰を下ろしたのでした。

一度座ってしまうと、急に物凄い恥ずかしさがこみ上げてきて、更には寂しい気持ちになってしまいました。その日はカンカン照りだった事もあり、そのまま座ってパンツが乾くのを待つ事に。

どれくらい座っていたでしょうか⁉


「なにしてるんや??」

後ろから話しかけてきたのは、一緒に来ていた弟でした。この時の私は、物凄くホッとして嬉しかったのを覚えております。お漏らし兄は泣きつきたい気持ちでした。「こうこうこういう訳で…」と説明すると、笑った後に

「物凄く寂しい背中やったから…」

と、私のしょんぼり具合が普通ではなかったと教えてくれました。しばらく一緒にいてくれたお陰で、元気を取り戻し、完全に乾ききっての復活となりました。


NO.1

これはもう、日本男児としてとても嬉しかった出来事。『ホワイトステージ』最寄りの「ハイネケンビール」を提供するテント裏での内緒のお話です。

もよおした時はきちんとトイレを使わないといけません。が…どうしても男子は立ち技に頼らざるを得ない時があります。そんな時、そんなヤロー共のたまり場になっていたスポットが何か所かありまして、その中の一つである『ハイネケン』テント裏。おしっこ激近男子のコミュニティスポットと化しておりまして、多国籍なスポットでした。(ホントはダメですよ‼)

何回か利用したそのスポットで、カタコトの英語ながら急きょ『おしっこ飛ばし大会』を敢行。言いだしっぺの私から勢いよくスタートすると、次々と参加者が集まってきました。総勢5,6人程のワールドカップが始まり、なんと私がぶっちぎりの優勝を決めたのでした。そのとき『チャンピオン』の称号を頂きまして、もう嬉しいのなんのって事ですよ‼「クレイジー」まで頂いちゃいましたから。ホント嬉しい楽しい思い出です。



パート③につづく。。。


それでは、また会いましょう。


コメント お気軽にどうぞ~(お名前、メールアドレスは特に必要ありません)

  1. イタリアからバソくんの更新を楽しく読んでます!
    ここでは、スリもたくさんいますし、公共トイレがほとんどないのに、息子が「漏れそう〜!」って突然言うので大変。
    なんだか、フジロックのバソくんが他人事には思えませんでした(;_;)
    パート③も楽しみにしています!

    • イタリアのたんたぬさん、息子さんと旅を楽しんでらっしゃるようでなによりです。
      更新したブログまで見てくださって嬉しい限りです。
      海外ならではの体験も、どれも貴重な経験で羨ましく思います。トイレピンチもいい思い出の一つとなるでしょう。
      長旅をとことん満喫する『たんたぬ親子』を勝手にイメージして、無事におられる事を祈ってます。
      -Have a good one-

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