もうすぐ断酒して4年になります。どーもBASOです。
今回は、失敗談とは違って飲酒により失ったものとでも言いましょうか、止めちゃった事の一つのスキー、スノボについてです。季節外れですみませ~ん。
わたくしバソは雪国育ちでして、シーズンになると小2の頃から両親に連れられスキーに行ってました。父がハマってしまったので毎週毎週連れて行ってもらいました。
泊まりで行ったり、ナイターでオールしたりと中学卒業まで家族でメチャクチャ通いました。
そのかいあってか、小学校6年頃には相当滑れてました。私より上手い人はいくらでもいますが、わたしもそれなりにイケてる方でした。はい。
大会に出るとかそこまで本格的ではないですが、家族みんなで本気で楽しんでました。
ホント両親には感謝してます。
高校に入ってからは違った事に夢中で、一回も行かなかったと思います。
それが、卒業して車が運転出来るようになると友人の誘いで今度はスノボにハマっていきました。
私が運転することは無かったですが、それこそバスツアーや、友人の運転などで冬が来たら行きまくってました。スキーとはまた違った面白さがあって、どんどんハマっていったのです。
最初のうちは転んでばかりで上手くいかなかったのですが、スキーをやっていた事もありすぐ滑れるようになりました。そのうち、飛んだり回ったりするのが楽しくてずっと練習していたのを思い出します。(いい思い出です)
それが、いつの頃からか滑る楽しみから飲む楽しみの方向にシフトチェンジするのでした。
スキー場に行ったことある方は分かると思いますが、スキー場にはレストランや食堂、お洒落なカフェなどが存在します。もちろんお酒も扱っております。(今は分かりませんが)
中にはかなりこだわりの強いお店もあったりして、大きいスキー場なら飲食目的だけでも数日楽しめます。
頂上から見る雪化粧の山々、まだ積もったばかりの新雪、見事なまでに大きな氷柱、時折顔をのぞかせる動物たち、その美しい景色を眺めながらの美味しい食事、そして魅力的な女性もわんさか。ハッキリ言ってとても素敵な所なんです。
ところがわたしの場合、せっかくスキー場に居るというのに滑る事そっちのけで徐々に飲食(ビールを楽しむ)に全振りするようになってしまうのでした。
最初の頃は滑って滑って滑りまくりで酒一滴も飲まないスポーツマンでしたが、そのうちにお昼だけ1,2杯飲む➡朝から1,2杯、午前中滑ってお昼から飲むだけ(滑りなし)➡朝一回だけ滑ってずっと飲むだけ といったようにもはや目的はいったい何なのかすら分からんようになっていったのです。(まぁ飲むことですが…)
そんな感じなので、私には1日フリーパス券がだんだん勿体ないと感じるようになり、そのうち乗るたびに回数券を購入するスタイルへと変化していくのでした。
なにせ、末期の頃になると350ml缶ビールを箱ごと(24缶×2箱)持ち込んでましたから~
勝手に冷えてるので美味しかったですけどねぇ。
確かその日は、朝一回滑ってその時にロックオンしておいた頂上の手作りソーセージが売りのお店に直行、当時の気の合う相棒との宴が始まり滑る気もないまま過ごし、夕方までダラダラとソーセージ&ビールを楽しんでおりました。
一緒に来ていた友人たちの「最後に滑って帰ろうぜ」という言葉に二人はようやく重い腰をあげ、
名残惜しい気持ちのまま
THANK YOU BEER and SAUSAGE !!!!
さぁ、いざ
ラストラン!!
のはずが…
もう二人してフラフラで、とても滑れたもんじゃありません。危ないのでそのまま下りの四人掛けリフトの中央に並んで乗って下山するのでした…
すれ違う上りの方たちは、意気揚々と楽しそう、かたや私どもはただの酔っ払い。
ものすごく温度差を感じちゃいました。
こんなの夏の観光でもあるまいし、初心者で滑れないわけでも、ケガをした訳でもないのに全然ダメじゃないか!!アカンな~こんなんじゃ!と思ってしまった訳です。
そりゃあ楽しみ方は人それぞれなのでダメなことは無いでしょうが、なんか当時の自分には軽くショッキングだったらしく、これを機に私はスノボから足をあらったのでした。
それからというもの一度も滑りにいったことはありません。その後、今の奥様とお付き合いするようになって「寒い冬にわざわざ寒い所になんて行きたくない」というごもっともな根も葉もない意見を取り入れさらにさらに遠くへ遠ざかっていくのでした。
それでも唯一ボード用ウェアだけはまだとってあります。
結構お気に入りでして中学のときに父に買ってもらったやつです。
シンプルなデザインなので飽きが来ないといった感じです。
いつの日か、家族でお泊りスキーに行って汗を流し、温泉でも…なんて夢を見ております。
幸い娘二人は嫌いではないようなので奥様も頷いてくれるはずです。(私達の地域では、小学校でスキー学習という体験型の学校行事があるのです)私もカッコいい所を見せつけて、驚かせようなんぞと思ってます。ムフフ…
それでは、また会いましょう。
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