コレ遅刻⁉

断酒５年生になります。どーもバソです。

今回は、若かりしバソくんがお世話になったバイト先での出来事。

今から２５年ほど前の事、私生活で定職に就かず、毎日フラフラしていた時期がありました。それでも何とかやっていけたのは、『パチンコ』『パチスロ』のおかげでした。この当時のパチンコ（パチスロ）は、ちょっとした技術と粘り強さ、後は何時間も並ぶ事さえできればお金を稼ぐのは簡単な事でした。（㊟不正行為はしてませんよ）

なので、打った分だけ稼ぎがあるのです。私は、そんなに贅沢がしたいわけでもないので、小遣い程度に稼いでおりました。バイトとかもしてましたが、ハッキリ言ってそんな事やらなくていいぐらいに当時は稼げたのです。今の若い世代の方は信じられないと思いますが、実際そんな人がいっぱいいる時代でした。

パチンコ話はまた別の機会にするとして、私がこの時通っていたバイト先が閉店してしまい、毎日フラフラ、パッとしない毎日を過ごしていた時、友人が務めるガソスタでのバイトの誘いが…どうせ暇だし～ってな具合でそこで働く事になりました。

結局このガソスタでは、結婚するまでの４～５年間お世話になりました。私が今まで働いた経験では、ダントツ一番居心地の良かった職場ですね。正社員ではないからかもしれませんが、とにかく『人』に恵まれた職場でした。いいも悪いも、個性的な面々が集まった職場でして、何かしら良い刺激をみんなからもらっていました。何十年も経った今でも、たま～にその時のメンバーで集まっての宴が楽しいです。中には県外から来るメンバーも居たりで大人数の時もあります。

そんな個性豊かな仲間達のいるバイト先での出来事ですが、その日は確か日曜出勤の日だったかと思います。平日の営業時間と異なり21:00までの営業でした。それで、その日のシフトが11:00～21:00だったように思います。

11:00出勤と言う事もあり、ヨユーで前日は深酒しまくっておりました。何時まで飲んでいたかは思い出せませんが、朝方までは遊んでいたと思います。何せこの頃は若かったので、少しぐらい寝ない日が続いてもヘッチャラで、酷い二日酔いなんてなった事なかったですね。眠い事はあっても、歳をとってからの二日酔いに比べればなんてことありません。

当然、GIRIGIRI☆BOYS　（こちらを参照）の私はいつもバイト先にもギリギリ、もしくはちょいＯＵＴでの出勤でした。

この日も、どうせ遅刻だろう⁉そのうち、ヤツ（バソ）は来るやろ⁉と同じシフトの連中は思っていたでしょう。（←甘いぜベイベー）　だがしかし…いっこうに来る気配がなく、一時間以上が経過。さすがに異変に気付いたのでしょう、深～い眠りについていた私は、遠くから聞こえてくる着信音に気付きました。（ヤベー遅刻や！でも…スゲー眠いなんてもんじゃないよ。。）

「今起きた‼すぐ行く‼ごめん。」

と言い電話を切る私。。。

そして…また遠くから着信音…

「ごめん‼また寝てたわっ‼すぐ行く‼」

繰り返す事５，６回でしょうか？

ついにあきらめた年下の社員さんは、16:00頃を境に電話をしてこなくなりました。（俺の粘り勝ちや～）

この日は、いくら寝ても眠たいのなんのってハンパなかったです。

そして。。。

久しぶりの着信が…

「一人だと、〆のレジ作業ができないので、最後の１時間だけでも出て来てください。」

何とも言えない悲しい声で、年下の社員さんは言いました。

「わかった。ごめん、すぐ行く！」

今度ばかりは着替えてすぐに向かいました。そして出勤するなり謝罪をし、１時間だけ働いて帰りました。

次の出勤日。。。

パチスロで２０万以上の勝ち確だったのだが、大遅刻の私の穴埋めの為、ピンポイントの代打で急きょ出勤する羽目になり、時間制限の為全メダル没収された所長から少しだけ注意されたバソなのでした。　　　　　

おしまい。

それでは、また会いましょう。