迷惑な道案内

お酒の失敗談

断酒5年生です。どーもバソです。

アイスは一日一個までという我が家のルールを遵守しております。(ちなみにピノのマルチパックのように小さい個包装のヤツは結構食べてもOK)


わたくしバソ、以前もお伝えしましたが30代前半までバンド活動をやっておりました。高校の時に初めて組んでから、途中途切れたり違うバンドに変わったりしつつも、最後に組んだスリーピースバンドでは念願のマイスタジオで練習するようになり、積極的にライブ活動しておりました。

『フジロック』の「ROOKIE A GO-GO」オーディションに2年連続応募するも、無念の落選。自身が『フジロック』のステージに立つことはできませんでした。

『フジロック』関連の過去記事はコチラ↓↓(全4回あります)

「ROOKIE A GO-GO(ルーキー ア ゴーゴー)」とは、『フジロック』の1(いち)ステージで新人発掘ステージとでも言いましょうか、何でもありの表現の場となっております。ゆうに1000通を超える応募の中から15組が選ばれるのです。

過去「ROOKIE A GO-GO」出演アーティストは、AJIAN KUNG-FU GENERATION、サンボマスター、King Gnu、サイプレス上野とロベルト吉野、Suchmos、Creepy Nuts、星野源(SAKE ROCK)、などまだまだおりますがこれぐらいで…あと「ROOKIE A GO-GO」の前身となるステージにはTHE BACK HORN、くるりも出演しております。はい。

そんなステージに立つ気満々で待ち構えていたのですが。。。

と、そんなバンド活動をしていた頃のお話になります。


あれは25,6歳の頃。毎週1~2回は集まってバンド練習していた訳なのですが、その日は練習が終わったのが深夜1時は回っていたと思います。

普段から練習帰りには、地元の行きつけのとある居酒屋に寄ることが定番となっておりまして、当時そのお店は朝5時までという営業スタイルだった為、練習あるなし関係なくしょっちゅう通っておりました。

この居酒屋は、もう何回通ったか分からないぐらい通いまくりました。家から歩いて行ける距離でもあり、メニューもナイスで美味いっ‼マスターもオモロいし店員さんもステキな方ばかりで、しかも朝5時までやってますから…もう最高‼な訳なんですよ。0時前に行った事の方が明らかに少ないですね。

お家で飲んでて「ちょっと行くか」とかどこかで飲んでからの2軒目、3軒目であったりだとか…もうお世話になった事数知れずなんです。さすがにこのお店で出禁にはなりませんでしたが、酔っぱらって店のスリッパを履いて帰ったり(マジックで大きく店名が書いてあるパターンのヤツ)、小上がりの座敷から後頭部からひっくり返ったり、

店から自転車を押して帰ろうとするも激酔いで上手く押せず、転倒しながらの押し歩きで、家に到着する頃には擦りむいて顔と手が血だらけで、自転車もボコボコになってしまったりだとか、いい出会いがあったり、いっぱい笑ってハッピーだったりとなんとも思い出深いトコロです。

そんな行きつけの居酒屋にいつもの様に立ち寄ったのですが、私は早朝からの仕事の事も考え、バンドメンバー同士(自分ともう一人)、ノンアルビールでの乾杯となりました。当然フツーのビールが飲みたいので、ノンアル2,3本飲んだ頃にはお互い結局フツーのビールを注文する事に…

モノホンを飲んだが最後!美味しすぎてもうお互いに止まりませんぞ~。本格的に飲みのスイッチが入った我々は、やれ「鉄板焼き」だ~、やれ「ビール」だ~と、仕事の事なんて関係なしの普通の飲み会と化していったのです。これが酒好きの性とでも言いましょうか、ホント面白い所ですよね⁉ 一杯飲んだらトコトンまでです。『THE 今が良ければOKスタイル』(←私は好きです)

どれだけ二日酔いがツラいかを何回体験しても、全く同じことを繰り返し、反省なんてほんの一瞬の出来事にしか過ぎず、また同じ事の繰り返し。酒飲みの「永遠のテーマ」ですよねぇ。

飲み続ける事数時間、とうとう私は仕事の時間になってしまいました。名残惜しくも完全酔っぱらい状態での出勤で、勤務先が家から近かったのが幸いでした。

当時の私はコンビニに務めておりまして、当然接客もしていたので、酔ったままのその日はいつもの数倍増しのテンションで、何気に楽しく接客できていました。朝のピークが過ぎ去るのもアッという間に感じまして、これまた絶好調‼

こういう時って「逆にこっちの方がいいんじゃない??」と勘違いしがちなんですが最初だけで、時間が経つにつれ段々と元気が無くなっていき「やっぱダルいわ~」と後悔するパターンなんですよね。

この日は朝一だけのピンポイント勤務だったので、終業までは残り僅か。『絶好調まだまだ継続中‼』というトコロで、

「すみませ~ん。○○までの道を教えてください」

と、接客中の女性のお客さんから尋ねられたので、「よしきたっ‼」と絶好調バソ野郎は、ハリキリボーイでレジを済ませると、お客さんと一緒に店外まで出て、外で張り切って説明を始めるのでした。『親切、丁寧、大きな声で』がモットーのバソ野郎は、得意げに道のりを説明していると、最初はニコニコ顔だったお客さんが、みるみる険しい顔に変化し、さらに私から距離を置くように遠ざかっていく様子がわかりました。

私は、「何か失礼な事言ったんかな?」「どうしたんやろ?」と不機嫌そうなお客さんをよ~く見てみました。すると、ある事に気が付いたのです。

それは。。。



私の口臭がヤバすぎるという事です。

思い返すと居酒屋での『豚キムチ鉄板焼』を筆頭に、なかなか匂いが宜しいものを食べていたのです。しかも超酒臭いのおまけ付き。

今と違ってマスク着用なんてしてませんから尚更です。ダイレクト直行便です。そして、わざわざ外に出て、風上側で『口臭キツイっす店員』が喋り出したら、そりゃ~たまったもんじゃありませんよ‼私だってそんなの想像しただけで不愉快です。そんなの喜ぶ人なんて、なかなかDOPEですよ。

お客さんが鼻を手であてがう仕草で状況を把握した私は、一気に恥ずかしくなり、すかさず自分の口を手で隠しながら説明しました。なんとか目的地までの道のりは理解してくれたようでしたが、相変わらず険しい表情は変わらぬままでお帰りになられました。

この事にショックを受けた私は、接客の際の『口臭』には特に気を付けるようになりました。

口臭マニア以外の皆さんは、くれぐれもご注意を‼


それでは、また会いましょう。


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