結婚式&披露宴(前編)

お酒の失敗談

断酒6年生になりました。どーもバソです。



ゴールデンウイーク明けの1週間が過ぎたタイミングで、恐らく断酒6年生になりました。



それに加えて今月…

結婚22年目を迎えようとしている訳ですが、飲酒時代(病的酩酊期)の約12年間は、

「終末母子家庭」

状態であり、娘達の行事ごとや何かしらの集まり以外は独身者のようなやりたい放題の生活でして、奥さんに対して何とも申し訳ない気持ちと、よく今まで見放さずに一緒に居てくれたという感謝の気持ちで一杯で、頭が上がりません!

断酒継続する事で少しでも今までの行いを清算していこうと思います。


感謝!!




そんな決意と共に、今回は私の結婚式&披露宴ストーリーをお届けします。

カテゴリー的に「お酒の失敗」ではありませんが、一応お酒が絡んでいるのでどうぞよろしく。



遡ること22年前。年も明けた真冬の季節。

当時の彼女である現在の妻からの嬉しい報告がありました。



「妊娠したみたい…」





夜、実家のお風呂に一緒に浸かっている時でした。




「そっか…」


「結婚しよう!」



もともとお互い結婚しようと話していたので即決でした。



そして性生活の方は避妊などしてないので、いつかこうなるハズだと身構えてもいましたから…驚きよりも覚悟が決まったと言う方がしっくりきます。

そうして二人で結婚を決めた訳ですが、やはりお互いの両親に報告するのは当然ですので、母親が帰宅したタイミングで先ずは私の両親に「結婚と妊娠」を報告しました。

すると…



「二人が決めた事だから・・・」

突然の報告に特に反対される事もなく、これからについての話し合いに…



私の両親は、結婚する私達が一体どうしたいのか?を聞いてきました。


どこに住むのか?

結婚式はどうするのか?

という事です。



ここで問題なのが私の現状でして、

実家を離れアルバイトだけの生活スタイル。(←フリーターよろしく!)もちろん貯金ZERO。持っているモノといえば頑丈且つ健康な身体。それに付属するカチカチチ〇コ♡といった感じ。


対して彼女は普通に働いてまして貯金もあります。まだ当時20歳ソコソコの彼女の方がよっぽどしっかりしておりました。




私は家の跡取り長男として3世帯での実家暮らしを希望。両親も了承し、彼女も嫌な顔せず同意してくれました。そして生まれてくる子供は、母親である彼女自身がしっかり育てる事。これは私の母からの提案でした。


「自分の子は自分で育てなあかんで!」



これが、生前の母の口癖でした。



子供を育てる、そして家族を養う為には、「まずは定職に就かなきゃ」でして、自営の小売業からコンビニオーナーになった両親の元で働く事にしたのです。

そして両親からは、「結婚式は挙げて欲しい」との要望もあり、めでたく結婚式(披露宴)を挙げれる事に…

もちろんお金の無いバソ野郎ですので、結婚費用は全額親の負担という訳でございます。まだコンビニを始めたばかりの頃でしたので、お金を工面するのに大変だったと後に聞かされました。

結婚式&披露宴、結婚指輪、結納など、かかる費用全部を負担してくれた両親に感謝しかありません。


結婚報告後の両親は、いつも笑顔の祝福モード全開で私達に接してくれたお陰で、結婚式までの準備期間は、そりゃ〜ワクワクしっぱなしのハッピーちゃんでしたYO〜!さらに生まれてくる孫を心待ちにしている様子が手に取るように分かりました。



だがしかし…忘れてはいけませんぞ!

私の両親に結婚報告した後に控えているのは…

そう・・・



彼女の両親への報告です。

一人っ子である可愛い娘をお嫁にくれるのか?お腹の子を喜んでくれるのか?そして、フリーター真っ只中、どこの馬の骨かも分からぬロングヘアーバソ野郎を快く向かい入れてくれるかが不安でした。

とはいえ、例え反対されたトコロで私達が結婚する事は間違いないので、


「娘さんをください!」

という言葉にはとても違和感があったのです。



なので、義両親に報告した際には、


「結婚します!」



とだけ伝えました。もちろんお腹に宿った命の事も…



お義父さんは、バソ野郎の訪問に戸惑い、自室に閉じ籠ってしまいますが、お義母さん迫真の泣き落としでようやく話を聞いてもらえたのでした。


今となっては笑い話ですが、当時のお義父さんは「結婚報告だ!」とピーンと来たらしく、現実を受け入れたくない為の逃げの行動だったのだとか…

そして私と初めて面と向かった際には、


「本気でKOROしてやろうと思ったで!」


結婚後、一緒に酔っぱらった際に打ち明けてくれました。(なんか嬉しかったな~)



そんな素敵な御両親にも




感謝!





無事、互いの両親に結婚報告後・・・
私はすぐさまコンビニで働き始め、着々と結婚式に向けての準備に明け暮れる生活となりまして、そんな中特に印象深かったのが「貸衣装店」での出来事になりますねぇ。はい。


着物にドレス、どれを試着しても美しすぎてキュートな彼女に大興奮のバソ野郎。正にコスプレパラダイス!ギラつかせた瞳の「イイネ!」「スゲー!」連発わんぱく少年になっちゃいました。

両母親も一緒だった為、


「こいつはやっぱアホや!」


私の母はあきれ返ってうんざりしており、一方彼女の母は綺麗に着飾った娘の姿に、終始ニコニコ笑顔で興奮バソ野郎にも優しく対応してくれました。

和やかムードで衣装選びが進む中、私の衣装が決まった終盤の事。

彼女より身長が若干低い私を気遣ったスタッフさんからの提案で、


シークレットシューズ

激推しタイム突入!


ふむふむ…
彼女がヒールを履くことで更に身長差が際立つですと…



なんですと・・⁉
ソイツを履くことで、さりげな~く身長10~15センチはアップできるですと?



いやいやいやいや…
何をおっしゃいますのやら?
何を隠す必要がありますか?


ありのままでいいじゃないか!


むしろ、



ありのままがいいじゃないかーーーー!!!



身長は男子が高くないと…なんて誰が決めたんじゃーい!!



ちょいとムキになる場面もありましたが、キッパリ提案をお断りさせて頂きました。(密かに5センチupは御愛嬌♡)





〈後編につづく・・・〉





さて最後に、今回のテーマ「結婚式」という事でこんな曲はいかがでしょうか?


「頭脳警察」で

『いとこの結婚式』


それでは、また会いましょう。

コメント お気軽にどうぞ~(お名前、メールアドレスは特に必要ありません)

  1. いやぁ、いい話でじ〜んときました。
    そこからの「ありのまま」に思わず吹き出しちゃいましたよ!
    バソくんの人生の一コマが垣間見えるようでした。
    後半も楽しみにしています!

    • いい話でしたか?じ~んと、そして笑ってもらえて、とても嬉しく思います!
      行き当たりばったりしかないので、何歳になっても冷静な奥さんに助けられてばっかりです。

      たんたぬさんのコメントからも元気をもらって助けられてます。
      いつもありがとうございます!

      後編お楽しみに!

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