断酒5年生です。どーもバソです。
早くパーッと晴れる夏にならないかなぁ~。雨ばっかりってヤッパリ嫌ですよね?『気分』と同じく、やはりパーッとしてた方が断然良いですもんね。な~んて日差しが苦手なのに思っております。私は、夏でも長袖を着用するタイプなんですよ。
今回は、専門学校時代の失敗ストーリーです。ちょっと年齢的にあれっ??っていうのは多分気のせいだと思うので、そこんトコロは深く考えてはいけませんよ‼(高校留年してる可能性もありますからね…)
あれは私が専門学校に通っていた時の事。高校生の時、髪型に異常な興味をもった私は、美容専門学校に進学しました。(詳しくは『ホントの自分』で書いてます)
その学校にはやはり、髪型もファッションも色々と個性的な面々が大勢いました。年齢も上の方も居たり、皆が将来やりたい事の為に勉強しに来ている訳なので、解りあえる仲間でもあり、いい刺激をくれるライバルでもあります。私の場合は、途中から「卒業する事」だけが目標のダメ男でしたが…
そんな専門学校にも修学旅行というモノがありまして、たった1年の学校生活にもかかわらず、一応一泊二日で行ってきました。事前アンケートでは2か所候補地があり、行先は多数決により私の希望ではない方の某遊園地施設がメインのコースになりました。
私は遊園地の乗り物(特に絶叫系)、お化け屋敷、というのが大の苦手でして、子供だましの乗り物ですら気分が悪くなります。お化け屋敷に至っては、学祭の出し物レベルのお化け屋敷ですらビックリしすぎて、お化けに扮したパイセンを思いっきりぶん殴ってしまった過去があるくらいビビりなんです。なので、モノホンのお化け屋敷なんて入ろうもんならシラフでも失禁確実です。
旅行当日。そんな修学旅行に、ウキウキでバスに乗り込む私達一行。私は、一つ年上の気の合う奴とずーっと行動を共にしました。バスでも当然隣同士です。その学校で知り合った友人は、たった一年間だけでしたがかなりの時間を共にしたのを思い出します。恐らく、夢を叶えて東京でお店を持っていることでしょう・・・
バス移動の途中休憩で、こっそりワンカップを買い乾杯。その友人も酒好きなので、トークも盛り上がりました。(この時代、S.Aでもお酒を扱っていた事は今では信じられませんよね)当然、私を含む数人程度しか飲酒してませんでしたが…
目的地は遊園地だけではなかったですが、どこに立ち寄ったのかは思い出せません。そして皆からしたらメインの遊園地に到着。100人程のド派手な集団が一斉に散らばりました。私達はというと、友人、その彼女、彼女の友達、私、といったまるでWデートかのような4人体制で園内をまわり、嫌がる私を無理矢理絶叫系アトラクションに乗せたりと、もう冷や汗ダラダラの遊園地体験となりました。
友人カップルはというと、人目もはばからぬイチャつきぶりようでホント満喫しておりました。私と、その彼女の友人ペアはといいますと、学校でもよくお喋りする仲だった為フツーに友達同士としてそれなりに楽しんでました。ただ、乗り物を除けばですけどね。
それなりに楽しんだ遊園地を後にして、我々を乗せたバスはこの日の宿泊先のホテルに到着。贅沢にも一人一部屋あたりました。みんなで夕食を楽しみ、お風呂に入った後はフリータイム突入!!待ってましたと言わんばかりに我々遊園地メンバー4人で外出し、たまたま近くにあったカラオケに突撃しました。ここでようやく飲酒が始まると、若い私達はエネルギー爆発の盛り上がりをみせ、時間も忘れて楽しみました。
ようやくエンジンがかかった私は、部屋に置いてあるゴミ箱を帽子のようにかぶったり、パーカッション代わりに使ったりと勝手に大盛り上がりの中、友人カップルは段々とイチャつき具合が激しくなり、もう二人だけの世界に完全に入っていきました。
そんな空気の中取り残された私達2人は、
「もう帰ろう。」
と切り出し、なんだか羨ましい気持ちでモヤモヤしながらホテルに戻りました。
その頃の私は、ただ遊びたい一心で高校からお付き合いのあった素敵な彼女に自ら別れを告げたアホウでしたので、彼女はいませんでした。そんな中友人カップルのイチャつきと、そのまま一緒の部屋にお姫様抱っこで消えていった姿を見せつけられ、ひとり部屋に戻ると、何とも言えない人恋しさがこみ上げてきました。「チクショーあの野郎!!今頃、あの色気ムンムンの彼女とヨロシクやってんだろーがよっ!!」
結構酔っていたこともあり、以前から気になっていた清楚系女子とお話してみたい!!と、居ても立っても居られなくなった私は、たまたま⁉彼女が部屋に入る瞬間を目撃していたため、その部屋に一目散に向かいました。深夜何時か忘れましたが、その彼女は完全に眠りについておりました。
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
酔いに任せてしつこいぐらいのボタン連打とノックの嵐のキ〇ガイ野郎
すると。。。
「だれですか??」とドア越しの声
「バソです。」
とうとうその扉が開かれました。
チェーンロックがかけられたドアの隙間から、怯える女神登場!!
間近で見る彼女は、とてもキレイでした。
私 「なんにもしないので入れてください。」
女神 「嫌です!!」
バタン
アッサリ振られちゃいました~
「なんにもしないので…」なんてフレーズ、ホントに言う時あるんやな~と感心して、しょんぼりショボショボ部屋に帰った私は、「やっちまたな~」と思いつつもすぐに眠りにつくのでした。
朝が来て目が覚めると、友人カップルに『部屋凸報告』。すると…「お前それはあかんわ~」「入れてくれる訳ねーし。」と、一応頑張りは称えてくれましたが散々な回答でした。そりゃ~学校では比較的おとなしい私の、人が変わったかのようなアグレッシブさに驚いてしまたのでしょう。こんな事、当時の私は酒が入ってないとできませんからね。
そんな修学旅行も終わり、そのまま何事もなかったようフツーに学校生活が始まると、なんだか一部の女子からの冷ややかな視線を感じるように。。。それでも数人の女子からは「あんたスゲーな!!」といってもらえました。しかし、肝心の女神からは卒業まで一度も声をかけられる事もなく、かけることもなく、むしろ避けられているような感じさえするバソなのでした。
おしまい。
それでは、また会いましょう。
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