腰痛は何処へ??なんです

お酒の失敗談


断酒5年生になりました。どーもバソです。

今回のお話は、私が長年にわたって苦しみまくった腰痛についてのお話です。腰痛に悩んでおられる方の参考にはならないかも…ですが、なにかヒントにはなるかもです。あと、失敗談も交えたストーリーになっておりますのでお付き合いの方よろしくど~ぞ~



さてさて、私バソは35歳辺りから断酒するまでの6,7年間ほど…急に腰痛に苦しめられた時期がありまして、一言「腰痛」と言いましても様々な症状がありますが、私の場合は坐骨神経痛に分類される類になります。

この症状がつらいのなんのって、もうホントに地獄の苦しみでした。わかる方には分かってもらえると思いますが、もう半端ない激痛がはしるのです。

私の場合は主に左のお尻ぐらいから左足先まで痛むのですが、立ってもいられず座ってもいられず、横になっても何をしてもジッとしてられないぐらいに痛むのです。(病めるとはこういう事なんですねぇ~)

なので、症状の出初めの最も痛い時なんて3,4日はまともに寝れません。ず~っとベッドで痛みに苦しみながらゴロゴロのたうち回っているのです。当然仕事なんて行けたもんじゃありませんので、こうなるとほぼ2週間はお休みいただいてました。その腰痛の周期がだいたい1~2年程でやってきました。

腰痛には大抵前兆があって、おしりの左側の違和感から始まり、左足の裏側からふくらはぎにかけて痛みが走るようになって段々と歩くのがしんどくなります。そして普通に歩けなくなり、ご飯とトイレ以外は寝たきりで過ごす。。。といった具合です。

ここまで来るともう大変なんですよ!トイレに行くのも這いつくばって行かないとダメで、たどり着くまでに10~15分、ひどい時は30分程かかります。用を足すにも小で5分程、大なら20~30分かかります。痛みが酷すぎてジッと座ってもいられないので、お尻を拭くことすらなかなかできません。冷や汗もダラダラもんです。

そうゆう状態になるので、おのずと飲食がオックウになります。私もこの時ばっかりは飲酒欲がありませんでした。最長2週間お酒を飲まない時もあったぐらいです。それぐらい痛みが激しくて、ホントにもう二度とあんな状態にはなりたくないもんです。

そんな腰痛との格闘でわかった事は、結局お酒を止めてから今までの4年間は全く腰痛とは無縁になってしまったので、原因は飲酒にあったんだ。。と言う事です。

恐らく酔っぱらっては変に倒れたり、おかしな体勢で寝たり、どこかにぶつけたりとしていたのでしょう。ほぼ覚えてない事ばっかりなので何とも言えませんが、飲酒が影響しているのは確かだと思います。

今となってはそんなツラかった腰痛の事は忘れそうになっておりますが、やはりあの辛さだけはもう嫌なので、私の信頼する先生の教えを守ってストレッチはきちんと続けてます。私が最後にたどり着いたのは鍼治療だったのですが、ここに至るまでにはありとあらゆる治療を受けてきました。

そんな時のお話。



もうそれはそれは酷い痛みだったので、藁をもすがる思いで色々な治療を試しました。

近所の整形外科から始まり、近くの整体、おっきな病院の整形外科、どこに行っても原因もわからず、痛みも治まらず、ついには県外のゴッドハンドと噂の先生にも何度もお世話になりました。そんななかでもっと遠い県外のゴッドハンドを求めていった時の事。


ネットで調べた情報をもとに、電車を乗り継ぎ新幹線で最寄り駅に到着しました。この時の症状は「そのうちアレが来る」と思わせるいつもの前兆状態でして、痛むながらになんとか歩けたので、「今のうちに、あのビッグウェーブが来る前に…」という思いで何とかそのゴッドハンドにすがりたかったのです。

たまに立ち止まったりしゃがみこんだりと変な歩きで、休憩をはさみながらなんとかバスに乗ってからまた歩いてその病院に辿り着いたのでした。時間はお昼前でした。

電話では「取り敢えずいらしてください」との事だったので、受付に先生の治療を受けたい旨を話すと、「午後からの診察になりますが」となったので、「また午後イチに来ます」と伝えてお昼ご飯に向かいました。午後の診察まで1時間半程です。

ちょうどその付近には飲食店もちらほら見受けられたので、私は大好きな吉野家を選択しお昼を食べました。またまたラッキーな事に公園まで近くにあったので、お昼のひと時を気持ちよ~く過ごすことができました。


そして、いよいよ待ちに待った診察が始まりました。私はもう楽しみで楽しみで、この先生のに賭けていましたのでウキウキしていました。

「今日でコノ痛みとはおさらばじゃ~~い!!」

と本気で思って、早く触ってほしくてほしくて堪らなかったのを覚えてます。そして予め症状を伝えると私の首から順番に下の方へ流れるようにソフトタッチな施しが始まりました。

「鼻毛スゲー出でてますよ」って言えないぐらい、「あえて出してます」スタイルのDASHISUGI先生の施術は物凄~くやさしい事は調べて分かってたので、「これか~」と感動しておりました。

5分程でおさわりタイムは終了、今度はうつ伏せになりました。そしたらぶっとい注射器登場!!私の腰やらお尻やらに何か所か注入して施術は終了しました。そのブロック注射もしくはDASHISUGI先生のハンドのおかげか、痛みがス~っとなくなっているではありませんか。

私は深々とお礼をし支払いを済ませると、とてもいい気分でスタスタ歩いてバス停に向かい、駅を目指すのでした。新幹線の時間を確認するとまだまだ時間があったので、超ご機嫌で痛みとおさらばした私は駅構内の居酒屋に目をつけると一目散に駆け込むのでした。

ホントにこの時は気分が良すぎて、もうなんでもできる気がしてました。

とりあえずビールから始まり、つまみは刺身と何か一品頼んだと思います。だんだん上がってくると今度は熱燗2合を注文し、お蕎麦と一緒に追加の2合でフィニッシュしました。ほろ酔いで痛みがなくなっている私は、もうサイコーの気分で新幹線に乗り込み帰路に着くのでした。

地元の駅に到着すると奥さんが迎えに来ておりまして、絶好調の私を乗せて帰ってくれました。私はさすがにお酒はバレたらマズイと思っていたので、ガムをかみかみ、あまり喋らず家まで我慢したのを覚えてます。家に着くと何事もなかったように振舞って翌朝を迎えるのでした。


それからほんの数日後、全然ゴッドハンドの効果がなかった私は、またもや2週間の休業期間に突入したのでした。


それと同時に、駅の居酒屋のレシートと病院の診断書を一緒にとっておいた愚か者の私は、奥さんの逆鱗に触れ、冷た~くそれは冷たくあしらわれるのでした。。。

おしまい。


それでは、また会いましょう。

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