出禁WARNING

お酒の失敗談

断酒6年生です。どーもバソです。



出禁



それは…
「出入り禁止」の略であり、それすなわち…

店舗などにおいて特定の人物の入店を拒否禁止することである。



出禁がいったいどうした?

そう思われるでしょうが、皆さんは「出禁」をくらった経験はありますか?

私は過去何度か経験済みでありまして、そのほとんどは泥酔状態で覚えていないまま出禁になるパターンでして、「病的酩酊」の末、迷惑バソ野郎に下された対応なのであります。

自身初の出禁をくらったのは…
忘れもしません!高校卒業後の18歳、ピチピチピンコ立ちボーイ(PPB)時代の事。もちろんシラフ状態の出禁であります。お酒が絡まない出禁はコレが最初で最後の出来事となりますかねぇ。

専門学生時代にパチ屋でくらった事件ですが…

高校卒業後に本格的にパチンカスとなったバソ少年。高校時代はパチンコしか打たなかったのがパチスロを覚えてからはパチスロメインに立ち回るようになったのです。

地元のパチ屋には学校が終わると毎日通い、仲の良い知り合いも必ずいるので、お金が無くても通っていました。

そんなある日の事。

スロットコーナーでいつものように友人を見つけたバソ少年。大量のメダルを出しているのを確認すると、「少し分けてや」と、これまたいつも通りに数十枚もらって打ち始めておりますと…

やがてスッ飛んで来たスタッフ。特に気にする事なく遊戯していると、

「お前、出てけ!」

見上げると怒り狂った表情のスタッフが…

「は??」

カンケーねーしで無視して続行。すると…

私の腕を引っ張り、力づくで追い出そうとするではないですか!

立ち上がり全力で抵抗し、

「冗談はやめてや!」

常連だった事とスタッフとも仲良く接している筈と思っていた節もあり、訳がわからない状態に陥ると、とりあえず理由を聞いてみる事に。

すると、メダルを共有した事がダメだった事が判明したのです。確かに店内ルールでメダルの共有は禁止されており、悪いのはコチラですが納得がいかないバソ少年。徐々にヒートアップしていきます。

「なんでオレなんや!おかしいやろ!」

大声で抵抗し、無理やり追い出そうとするスタッフに突っかかります。

異変を感じた友人達もコチラに気付き駆け寄ってきます。

が…

スタッフも簡単には引き下がれないのでしょう⁉︎

とにかく出禁の一点張り。

仕方なく無理矢理追い出されるカタチで帰宅したのでした。



翌日・・・


しれっと何事も無かったかのように同じパチ屋ににゅうてーん。

私を見つけるなりダッシュで駆け寄る、出禁を告げたスタッフ。

「昨日は冗談やろ?」

私の言葉に聞く耳ももたず「出てけ!」と追い出される。どうやら冗談ではなかった事が分かると、今度は店長を呼びすがりついてみることに…

店長に就任する前から仲良く接していた通称パンチ(パンチパーマの風貌)に泣く泣くお願いしてみると…

「オレは別に良いけど、すまんが今回はスタッフをたててやってくれ」

との事で、こうなった理由も出玉共有が横行していてなんとかしたかったのだと…そしてしばらくの間、見せしめに犠牲になってくれと頼まれたのです。

それから数ヶ月後にようやく出禁も解除となった頃には、今もなお語り継がれる名機「クランキーコンドル」と出会い、小遣い稼ぎにとても居心地の良いホールを発見できた為どうでも良くなっていました。

これが・・・
バソ人生初の出禁なのです。(ちなみに現在は数年前の自粛期間を機にパチンコ、パチスロを卒業し、パチ屋には一切寄りつかなくなりました)



それから時は流れ、お酒の魅力に取り憑かれ、徐々にお酒中心の生活に変化し、結婚を経て2人の娘を持つお父さんになったバソ野郎。歳は30くらいの頃でしょうか⁉︎

お酒とバンド活動が中心の生活で転職を繰り返した挙げ句にたどり着いた職場は、過去一長く勤めた13年間お世話になった会社でして、パチ屋以来10数年ぶりに出禁をくらうハメになったのも、この頃にはすっかり「病的酩酊」がジャストフィットしていたからなのです。

うすうす、「飲み過ぎるとヤバいな!」といった自覚もあり、心機一転新しい職場でのスタートで「変わってやるんだ」と意気込んでいた矢先の飲み会での出来事。

一次会を終え、3人で二次会に向かった先は、先輩行きつけのアットホームなカラオケスナック。オカンより熟した陽気なママが出迎えてくれました。職場の先輩に馴染みたい一心で一次会から飛ばし気味のバソ野郎。私自身カラオケは歌いませんが、独り常連の先輩が盛り上がっております。

焼酎の水割りからロックに変更した辺りから記憶がところどころ御座いません。

どうやって帰ったかも分からぬまま休日を過ごし、休み明けの職場での朝。


「お前、酒癖わりぃやろ?」

挨拶を交わすなり、二次会で一緒だった1人に突っ込まれたバソ野郎。

ん・・・嫌な予感が…


「オレ何かした?」

スナックでの記憶が断片的なので気になるトコロです。

すると…

「お前、出禁になったんやで!」

「えっ!!なんで⁇」

さっぱり分からないのでさらに突っ込んで聞いてみると…

どうやら焼酎で酔っ払ってきた私は、一緒の2人に頭突きやら頭を叩くなどの暴力行為に及んだ挙句、関係ないお客さんにまで絡んで暴れまくった模様。

見かねたママが常連の先輩に、

「コイツは二度と連れてくるな!」

てな訳で強制退店でお開きになったみたいなのです。

なんとも恥ずかしい一面を披露してしまい、すぐに謝罪したものの反省も束の間、その後の会社の飲み会でも失敗を繰り返し、「酒癖悪」が定着するのに時間はかかりませんでしたね。

(↓↓おそらくこの事件もスナック出禁確定と思われる…)


そんなこんなで迷惑行為を繰り返したバソ野郎。自分の意思でお酒を適度に楽しむ事などできない私は、一口飲んだが最後。知らぬ間に眠りに就くまで飲み続けるようになり、休日に至っては起きるなり飲酒するように…

ビール一辺倒だったのも、しだいにアルコール度数も高まり、日本酒、焼酎、ウイスキーも交えて変化していき、この頃にはビールはほんの前半戦、もしくは飲まなくなっていきました。

そしていよいよ依存症を自覚するようになってからも辞められない飲酒生活が続いていたバソ野郎、飲酒時代後期のお話。


とある休日、友人の勧めでお昼から焼き鳥屋に向かったお酒大好き仲良し2人組。こぢんまりした店内は、カウンター席少々、小上がりの座敷2席ほどの落ち着いた店内。

イカした渋い店主がワンオペでこなす焼き鳥屋でまたもややっちゃいました。

当然のように二日酔い(酒酔い)状態の休日昼下がり。まずは瓶ビールで乾杯し、黙々と焼き鳥を焼く店主にグッと来た私は、店主にイロイロ話しかけました。

私達が入店した時にはお客は居らず、注文も落ち着いたタイミングで手の空いた店主を交えてのトークタイムに突入。

この辺りでカウンターには独りの男性がいらっしゃいました。

と、記憶はここまで…

目覚めるとすぐ友人宅だと分かりました。

起きるなり友人に、

「全然記憶無いわ〜」

いつもの如くフワフワと酔いを感じながら会話を始めると、

「バソさん、出禁なったっすよ」

えっ・・・どゆこと?

私の記憶では楽しく店主と会話していた筈なので意味がわかりませんYo〜!

恐る恐る詳しく聞いてみると、

「バソさんいきなり怒りだして、ぶっコロす!って始まって…」

店主を交え楽しく会話をしていたのも束の間、お酒が進むうちに会話が成立しなくなっていき、泥酔状態特有の暴走妄想モードに突入した私は突然怒り出し、店主に突っかかった模様でして…さらになだめようとするカウンター席の男性にもケンカ腰の暴言吐きまくり。

ついに我慢の限界の店主は、強制退店&私だけ出禁を告げたのでした。

友人が通うお店での迷惑行為に凹みまくったのを思い出します。



覚えているのはざっとこんなもんで、
おそらく記憶にないだけで、飲酒時代くらったのはこれだけではないだろう出禁バソ野郎。



もう嫌や・・・

どうしてこうなってしまうのだろう?

いつからだろうか?

楽しくお酒を飲めなくなったのは…


あれだけ酔っぱらいの理不尽な姿を見て、「あんな風にはなりたくない!」そう思った若かりし頃の思惑とは異なり、現実はダサすぎるなりたくない自分の姿に愕然とするも、一旦お酒を口にすれば…たちまちなんちゃって無双モード突入でして、何度も何度も上がったり下がったりを繰り返しましたよ。


そんな飲酒時代末期には、ついに大怪我をきっかけに家族に断酒宣言。今年5月で6年目となりました。


もし再び飲酒しようものなら・・・

キョーレツな跳ね返りでの、依存症すら超越したやべぇ姿になるに違いありませんし、事故か病気ですぐに死んでしまうことでしょう。お酒を飲みたくなる瞬間は未だやって来ますが、四六時中完全シラフという現在のこのマジ感を非常に気に入っている為、断酒を続けられる自信はアリアリのアリまくりなのであります!

断酒生活ではシラフの自分に馴染めない時期も長く続きましたが、最近ようやく無理をしない自分で居れるようになってきたバソ、「出禁WARNING」でした。



おしまい。



それでは最後に楽曲紹介のコーナー♪

「WARNING」といえば思い出す…


「いしだ壱成」で

『WARNING』


いしだ壱成さん素敵ですよね~

鬱だ離婚だ植毛だ!と、何かとございますがスゲーカッコイイっす♡

1993年4月12日スタート。
「月9」TVドラマ

「ひとつ屋根の下」最終回。

壱成さん演じる柏木 和也のセリフにこんなのがあります。


失うものがないヤツより 守るべき人がいる

そのほうが強ぇんじゃねぇかってねぇ・・・

ウチのあんちゃんのほうがよっぽど強ぇーんじゃねぇかってさ!

うぉーーーー!!!!


左拳を振りかぶり、立ち向かったはいいがボコボコにやられる和也。カッケーーっす!

今でもたまにこのシーンを観ては、

うぉーーーー!!!!

やっておりますアラフィフ親父。




「そこに愛はあるのかい?」


ちなみにのりピーも出演してまっせ♡




それでは、また会いましょう。

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