断酒6年生です。どーもバソです。
突然ですが皆さん、皆さんが恋愛感情を抱く好きになる人はどんなタイプの人でしょうか?
タイプといっても人それぞれグッとくるトコロは異なって当然ですので、人の数だけ好きなタイプも沢山ある訳なので、細かいところまで行きつけばキリがありません。
好きになるのは異性が対象の方が多いと思いますが、中には同性を好きになる方、特に性別は関係ないって方達もおられます。
私は今まで異性としかお付き合いしたことがありませんが、見た目がタイプであれば性別は気にしません(つもりです)。たまたま女性を好きになってきただけなのです。ですが、「見た目がガッツリ男子を好きになるか?」と言われれば、それは「NO」でして、見た目は女性がいいです。
なので、俗に言うニューハーフの方達にはグッときちゃいます。
残念ながら同性同士の経験はありませんがね…
そういった訳で今回は、私が経験した同性愛者とのストーリーをお届けします。
『とんねるずのみなさんのおかげです』
小学校高学年に見ていたこの番組から知る事となる
『同性愛』
貴さん扮する「保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)」にはビックリしました。
男の子は女の子を好きになるのが当然だと思っていたバソ少年。
「男を好きになる男がいるんやな」
逆に「女を好きになる女がいる」
そう認識が変わった瞬間でした。
度々登場する「保毛男」に釘付けのバソ少年は、まだエロの世界を知ったばかりのフツーに女の子に恋する、どノーマル状態でした。
思い返すと男子の中には、何やら女の子っぽい中性的な奴も居たもんだと思います。あいつは今頃どうなっているのか?やはり男性を好む道を進んでいるのだろうか?なんて思っちゃいます。
恐怖体験
どノーマルバソ少年が高校生になった頃、昼食を取ろうと訪れた、とある駅前地下食堂街にて事件は起こりました。
学ラン姿で部活の大会後に立ち寄った地下食堂街。同じ部活のメンバー数人で洋食屋にGO!
悩みに悩んだ美味しい洋食ランチに満足した我々は、電車で帰る為駅に向かいます。
とココで・・・
大を催してきたバソ少年。
トイレに寄る為、「先行ってて」と急いで食堂街奥のトイレに駆け込みます。
ラッキーな事に個室は全部「空」。和式便器しかない3つ並んだ真ん中の個室に入るとすぐ、私のお尻側の隣の個室にも駆け込む人がいました。(ご飯食べたらこうなりますよね~)
ウンチングスタイルでうんこブリブリ。(この時代は和式が主流)
落ち着いたトコロで昭和あるあるな壁の落書きに目を通します。
ふむふむ…
○○高校の○○はヤリマン!そして自宅の電話番号も!けしからんっ!
なになに⁉
500円でナメナメしてくれる○○子ちゃんだと~!マジいいんですか?
なんだって!
○○は淫乱で2000円でやらせてくれるだと!そんなの女神じゃねーっすか!もちろん電話番号も!コイツは要チェックや!
SEX・○○参上!なんて飽きるほど見ましたYO~!
そんな中、一番目立つ注意書きに目が止まります。
「なんじゃこれ?こんなの初めて見ましたけど…」
さほど気にせず、ひと通り落書きに目を通すと、どっさりのスッキリで息を吹き返したバソ少年は、個室を出て手を洗いました。
その時!
なにやら視線を感じる少年バソ。
鏡越しに後ろを見ます。
すると・・・
私が入っていた個室の後ろ側の個室から、上から覗き込むようにコチラを見つめる男性の顔が!
恐怖のあまり一瞬フリーズするバソ少年。サッと後ろを振り向きます。
ニヤつく男性(結構若いぞ!)。半分出ている顔は、にっこり笑っているかのようにコチラを眺めております。すると…ドアを開け、微笑みながらゆっくり近づいてきます。(ぽっちゃりしてデカいぞ!)
こうなったら完全フリーズ!
声も出なけりゃ身動きも取れません。
ヤバい・・・
が、
ここで救世主登場!
慌てて中年男性がトイレに駆け込んで来ると、ぽっちゃりデカ男は足早に何処かへ去って行きました。
危機一髪回避したバソ少年は、急いでみんなの元へ…
そういえば…
私はトイレに入ってすぐ、後ろの個室に入ってきた人物の違和感を察知していたのであ~る。
普通はトイレに入ると、ベルトを外す音やズボンを下げる音などが聞こえる筈なのですが、その人物は至って静かで、鍵をかけたかと思えばそれからは誰も居ないかのようにシンと静まり返っていたのです。
「おかしいな~⁉」
とは思うものの、そこにホモ男がいるとは思いませんよねぇ。
どうやらそのホモ男は、私の脱糞の一部始終を後ろの個室から覗いていたようです。
道具を持っていたかは確認できませんでしたが、上から覗き込むには何かしら登ったのでしょう。静かに、息を殺して覗いていた訳です。
思い出すだけでもゾッとする出来事ですが、ニコニコ顔で近づき一体何をするつもりだったのでしょう?スゲー気になるのですが・・・
無事みんなと合流すると、この「とんでも事件」を興奮気味に報告。
冷やかされたのは言うまでもありません。
愛人契約
ホモ男事件から数年後・・・
ついにお酒を飲み始めたバソ野郎。友人2人と行きつけのBARでの出来事。
ビル8階にあるBAR。
薄暗い店内は、カウンター10席ほどにテーブル席少々の見晴らしのいい景色を眺める事ができる造りになっており、トイレに行く際には窓辺に映る夜の景色が素敵なんです。
スタッフさんがイケメン揃いで面白く、お酒初心者の私達にも優しく接してくれました。たまに女性スタッフも居ましたが、ほぼ男性スタッフとの絡みを楽しみに通っていたのです。
特に私と同じ名前の「頭文字 T」のスタッフさんには、いろんな夜のお店を紹介してもらったりと大変可愛がってもらいました。美味しいお酒なんかもイロイロ教えてくれたのは、「頭文字 T」が深く関係してたのかも知れません。
さてさて我ら3人組がいつものようにカウンター席で並んで飲んでおりますと…
スーツ姿のダンディがひとり入店し、近くの席に座って飲み始めました。
スタッフさんの対応から常連であることはすぐに察しがつきました。
そんなダンディを特に気にする事無く3人で盛り上がっておりますと、スタッフと談笑するダンディを横目に、超絶イケメンスタッフがひっそりと注意を促して来たのです。
「あのお客さん、気をつけてね♡」
どういう意味かさっぱり分からない私達は、一応「分かりました…」と言ったものの、頭の中は???なので、
「なんかヤバいんすか?」
聞いてみるも…
「酔っぱらってきたら分かるよ♡」
としか教えてくれませんで・・・
あのダンディが酔ってくると、一体どうなるのだろう??オモロそーだぜ!
やけにドキドキ期待していた私達がいました。
しばらくすると…
いよいよ酔ってきたのか?
私達に絡んでくるダンディ。
「ちょっとちょっと」
お目目ぱちくり、小柄な友人が手招きされました。
ダンディの横に席を移した友人。
私達は様子を伺います。
そのうち…
「かわいいね~♡」
そう言われながら頭をなでなでされる友人の姿がありました。
すかさずスタッフさんから、
「あの方、若い男の子が好きでさぁ」
なるほど!そーゆー事ね!
コイツはオモロい展開になってきましたYO~!
お目目ぱちくりは、こちらに助けを求めてくるも、
「そんなん邪魔したら悪いし…」
そう突き放し、なでなでされる様子を伺いつつもコッチはコッチでお酒を楽しんでおりました。
なにやらダンディ&ぱちくりが話し合っている場面もありまして、何気に楽しそうじゃねぇか⁉そう思った後、すぐコチラに戻ってきました。
「何喋ってたんや?」
するとどうやら愛人契約を持ち掛けられた模様。
そして断ったらしい・・・
まさかこんな面白展開になるとは!
オモロ過ぎるぜ!ダンディさん!
ぱちくりにフラれたダンディの次のターゲットはバソ野郎。
「ちょっとちょっと」と横に座ると、顔をよ~く覗き込んでは…
「よく見るとカワイイ顔してるねぇ♡」
それから、愛人契約の全貌が明らかになりました。
- マンションの一室を与えてくれる
- 週2,3回ダンディのお相手をする(主に週末)
- 月20万のお小遣いをくれる
ざっとこんな感じの内容。
なのですが、
おじさんの愛人というハードルはとてつもなく高く、瞬間的に「NO」と答えました。
それでもしつこいダンディは、最後の一人、見た目がゴツめの厳つい友人にもアタックしましたが、あえなく瞬殺。他にも彼氏がいるらしいダンディは、この日愛人をゲットする事はできなかったのです。
それからというもの、同性からこの様な展開に発展することなく、歳もアラフィフになった頃。
忘年会の3次会で体験した「ニューハーフCLUB」
妖艶なダンスショーを楽しみ、トークに笑い盛り上がる中、酔いが回ったバソ野郎はタイプのお姉さん⁉に必死のアピール!
「すげぇタイプっす!」
「オレ、どっちもいけるんで!」
どっちもいける…
この言い回しが失礼だったか?
微塵も相手にされない木端微塵のバソ野郎は、おセンチ気分で昔出会ったダンディを思い出すのでした。
おしまい。
それでは最後に楽曲紹介のコーナー♪
「みうらじゅん」で
『男キッス』
オレ、みうらさんの歌声好きです♡
それでは、また会いましょう。
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