断酒5年生になりました。どーもバソです。
今回は、私が断酒を始めてから今に至るまでの身体と心の変化について少しだけ整理してみたいと思います。
私はお酒を完全に止めてから、今年の5月頭で丸4年が経ちました。
断酒して最初の頃は、長かったお酒中心生活による戸惑いから、ジョギングしてみたり(←過去記事あり)、本を読んだり、ゲームに没頭したり、家族で頻繁にお出かけするようになったりと、徐々に普通(フツー⁉)のお父さんに近づきつつありました。
本当に家族と一緒の時間が増えまくって、やっぱり良いもんだなと思ったものです。そんな中でしばらくすると緊急事態宣言下での自粛生活が始まり、なんだか気分が優れない時期もありましたが、気晴らしに家族4人でオシャレして海に行って散歩して、奥さんの手作り弁当を食べたのはいい思い出となっております。
もしも飲酒生活を続けていたら、自粛中なんてとんでもない事になっていたでしょう。休み中ずーっと家に引きこもり、酒浸りの廃人になっていただろうと思います。それこそ自己嫌悪からの脱出の為に飲酒を繰り返して…で、それの永遠ループ状態だったと思います。
私が断酒に至る直前の頃の精神状態は決していいものではなく、お酒の失敗を繰り返す度に酷く落ち込む自分がいました。
そういった時に、どうすればお酒と上手く付き合っていけるのか?飲酒量を減らせないものだろうか?自分は依存症なのか?と悩んでは深酒して、また悩んでは・・・
いっその事もう酒を止めようと何度も思いましたが、止めれるはずもなくズルズル時が過ぎゆくばかり…そういうストレスからか、その頃の酒癖の悪さは相当悪いものでした。
お店を出禁になったり、大事な人を傷つけてしまったり、赤の他人に暴力的になったり、暴言を吐いたりと、挙句の果てには失禁でフィニッシュですから。。。後で聞くと本当にこっ恥ずかしい行動の連続でした。当の本人はなんにも覚えておりませんからね。
そんな過去の自分には戻りたくないし、せっかく体つきも引き締まっていい感じなので、一生断酒するつもりなのですが…シラフはシラフで色々あるもんだとここ最近思ってきました。
これは私が断酒して思った事なんですが、お酒を飲んでいた時は、少なくともその時だけは気分がパーッとしていたと思うんですよ。実際メチャクチャ笑っていましたしね。それが今は、ずーっとシラフの状態ですので、いつも真面目でマジな状態ですからなんだか疲れちゃうんですよ。
もちろん常にマジの自分なんでスゲー気に入ってはいるのですが。。こんなに真面目な生活を送った事が今までなかったので、断酒して4年たった今でもココロと身体がついていけてないのだと自分では思ってます。
先日、この悩みを仲間達に相談してみたのですが、私と違って酒乱ではないですし、お酒を止めた経験がないのでしっくりきた返事は帰ってきませんでした。
「ちょとだけ飲んだら⁉」
とも言われましたが、それをやっちまったらそれこそ現実に帰ってこれなくなってしまうのでお断りしました。まぁその時はそれでいて楽しかったんでいいんですけどね。
なので…断酒をされた方で、ほぼメリットしかないとおっしゃる方がとても羨ましく思います。断酒での辛さって飲酒欲求が一番ツラいと思ってましたが、変に真面目になった事で精神的に戸惑ってしまうこんな状態があるなんて思ってもみませんでした。
でもでも、こんな自分を受け入れていくしかないし、これはこれで気に入っているのでそのうち馴染んでいくことでしょう。
と、ついつい真面目な話になってしまいましたが今回はこの辺で。。。また悩みなんぞを聞いていただければ幸いです。
それでは、また会いましょう。
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