断酒5年生です。どーもバソです。
先日、温泉一泊の「忘年会」に参加してきました。
もちろんノンアルビールを飲みまくってきましたYO~!
久しぶりの温泉一泊という事で気合い十分での参加となった訳なんですが…宴会の乾杯で、いきなり「飲酒欲求」に襲われるとは思ってもみなかったです。
久しぶりの宴会場での乾杯前、お膳を前にしたその時、目に飛び込んできた小さな『食前酒』の存在にドキドキと動揺してしまった私。
「これも飲めないのか~」と、寂しい気持ちになっちゃいまして、泣く泣くお隣にパスしたのであります。結局これ以降は激しい飲酒欲求はありませんでしたが、ちょいとおセンチになったバソ野郎なのでした。
しかしながら翌朝、朝日で徐々に明るくなる様子を露天風呂から感じ取れたのはとても良い体験でしたよ。気持ち良かった~♡
さて今回は、私の憧れ『ロングヘアー』のお話。
先ほどの忘年会で「ハゲと絶倫の関係性」の話題になった為、なんとなく髪型のストーリーが浮かんじゃいましたという訳でして…
別名「ロン毛」と呼ばれる事もあり、なんともざっくりした感じですが、結局は「髪が長い」という事に変わりはありません。
ちなみに「扶桑社」から
みうらじゅんさん × 高見沢俊彦さん × リリー・フランキーさんの
『ボクらの時代 ロングヘアーという生き方』
という対談の本が出ております。
私は今でこそ逃げのボーズ頭ですが、7,8年前までは『ロングヘアー』という生き方をしてきたのです。そんな未練たらたらな感じで進めていきますのでヨロシクどーぞ!
そもそも私がロングヘアーに興味を持ったのは『T2』がきっかけなんです。そう、ターミネーター2です!
シュワちゃんそっちのけで目がいくのは、エドワード・ファーロング演じるジョン・コナーでした。ロングヘアーではありませんが、6:4程に分けた髪が何ともセクシーでカッコ良すぎます!
一目惚れ状態の私は、映画「ペットセメタリー2」もスグさまチェックし、やはりカッコ良すぎる!と興奮すると、写真集にまで手を出すことに…
そんな彼がきっかけでちょいと髪を伸ばしてみる事にしたのです。
案外髪を伸ばそうとすると時間が掛かるという事や、たとえ伸びたところで同じ感じにはならない事が分かり、己のルックスにガッカリするものの、それからは特にロングにこだわらなく過ごすように…
それから時が経ち高3になると『モッズカルチャー』に興味を持った私は、長めのマッシュルームカットを目指す事となります。
当時足しげく通った県外の古着屋が私の聖地でした。
そこの店主、店員さんが憧れの存在でして、音楽からファッション、グッとくる雰囲気がチョー刺激的!ネットもない時代、その聖地に初めて訪れる途中に立ち寄った別の古着屋さんの店主が、これまた強烈な印象のロングヘアーだったのです。
今でも鮮明に覚えておりますその男性店主。腰ほどまであるさらさらロングの持ち主は、バイク好きでドコか恐ろしく無邪気な、それでいてとても優しく対応してくれたのを思い出します。その店主が自転車で髪をなびかせながら街中を颯爽と走る姿がスゲーカッコ良かったな~
今でも時折思い出すその情景。目の奥に焼き付いております。おそらく私の脳裏にいつまでも居続ける事でしょう。
そんな高3卒業時「マッシュルームカット」を無事完成させると、数年後には「ハードコア音楽」にどっぷりハマる事に…
ギターサウンドに物足りなさを感じていたら、だんだん激しくなってしまい、最終的には「デスメタル」まで行きつきました。(この音楽シーンにはロングがしっくりきまくります!)
この頃は背中ほどまで髪を伸ばした時期になりますね~その後は「レゲエ、ダブミュージック」へと変化していきドレッドヘアーを目指す訳ですが、結局ドレッドにすることはありませんでした。
この頃が最もロングだったので、ちょいとその時のお話を…
憧れの「ドレッドヘアー」を目指すべく、当時、音楽の嗜好が似ていた弟と同時期に徹底的に髪を伸ばし始めました。
スタート時点で私より長かった弟を羨ましく思いながら過ごす事4,5年程でしょうか?
お互いただひたすらに伸ばしました。何度も寒い冬を乗り越え(濡れた髪が冷たいのよ!)、髪を乾かすのも面倒で、髪をおろしていると不審者扱いを受けたり、女性に見間違われる事もしばしば。それでもただひたすらにやり切っておりましたある日の事…
いよいよ髪も腰辺りまで到達し、日常生活が不便に感じる事もありましたが、私は常に帽子の中に結んだ髪をぶち込むスタイルでなんとかやっておりました。
どこかのお店に居た時だったように思いますが、私よりさらに長い髪の弟がトイレから戻ってきた時でした。
「最悪や~!!」
という言葉と同時に浮かない顔。何の事か尋ねると…
「髪の毛の先っぽ便器に浸かったわ!」
との事。
そのトイレは和式でして、大の方をしたらしいのですが、その後滴り落ちる水滴に違和感を覚え髪を触ると、ベチョベチョな状態でして、きっと自分のう〇こが付着しているであろうという状況でした。
そうとう落胆する弟をよそに、あまりの面白さに殺されるかと思うくらい笑わせてもらいました。
この事をきっかけに弟は髪をバッサリ切る事に…
(へっ!そんな事で切るとはお前も根性なしやな!これでオレが実質NO.1ロングヘアーだぜ‼ケケケッ)
と、脱落した弟より遥かにロングヘアーとなったバソ野郎。優越感に浸りながらコツコツと髪を伸ばす日々を送るのでした。
この頃になると、ドレッドヘアーなどどうでも良くなっておりまして、せっかく伸ばした髪の毛を切りたくない一心でした。もしも『ロン毛教』でもあろうものなら熱心な信者だったかも⁉です。
そして、伸びた髪が最高到達点であるお尻に届いた時、まさかのハプニングが…
弟と全く同じ体験をしてしまう事に…
先が濡れた髪をタオルでふき取る際、決意しました!
「もう切ろう・・・」
「お前は十分やったじゃないか!」
「たいしたもんやで!」
と、自分で自分を称えバッサリいくことに…
弟の受けたダメージは生半可なものではなかったのを痛感したお兄ちゃん。ヤッパリ根性なしでした。サーセン‼
それからしばらくして、勢いでボーズ頭にまでなっちゃいました♡
今となっては弟がスキンヘッド、私がボーズ(1mm)のバソ兄弟。
弟に言わせると、
「オレからしたら1mmもあれば立派なロン毛やけどな!」
らしいです。
ホントどこまでもマウントを取ってくるカワイイ奴なのです‼
しかしながら、ロングヘアー時代からのマストアイテムである『帽子』
外出時は何かしら被って出かけるのですが、髪がある当時は『帽子』という呼び名の単なる「お洒落アイテム」として成立するものの、髪が乏しくなった現在は『帽子』以外に『ハゲ隠し』という呼び名のアイテムにもなってしまうのが悲しいトコロです…
おしまい。
それでは最後に楽曲紹介です。
「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」で
『トカゲ』
チバユウスケさんのご冥福をお祈り申し上げます。
それでは、また会いましょう。
コメント お気軽にどうぞ~(お名前、メールアドレスは特に必要ありません)