迷惑駐車の末に…

断酒5年生です。どーもバソです。

クレヨンしんちゃんに登場する幼稚園の先生で上尾（あげお）先生っていますが、わたくしバソつい最近まであ行（あぎょう）先生だと思ってました。何十年もそう認識していたので中々馴染めずにいます。

さて今回は20年よりもっと前のピチピチBASO☆BOYの頃のお話になります。

あれは、友人２～３人で県外に遊びに行った時の事。珍しく私が車を出した時でした。

県外に行ってしまった友人と会う為、高校時代の友人数名で向かいました。当時の私は、親父からのお下がりの車を所有しており、５人乗りのセダンでした。

この車には大分お世話になりましてですね、運転初心者の頃から幾度となくぶつけ、ぶつけられてきました。その中でも忘れられないのが『追突されて逃げられた事件』です。この事故の事を今書きながら思い出したので、詳細はまた今度投稿しますね。

県外の友人アパートに到着した我々なのですが、そのアパートには駐車場が無い為、仕方なく近所の小さなスーパーの駐車場に停めました。特に駐車禁止とかの警告は無かったはずです。

到着して無事車も停めれた事ですし、翌日帰るまでは運転するつもりはないので、

TO・U・ZE・N

Let’s drink crazy!!

なんです。

街に繰り出し居酒屋での宴が始まりました。

随分と昔の事なので、どこで飲んだのか？何をお喋りしていたのか？いつ帰ったのか？など全く思い出せませんが、私がまだまともにお酒を飲めていた時期なのでスゲー楽しかった事だけは覚えております。

深夜何時頃でしょうか⁉みんな仲良く激酔いでアパートに帰ると、倒れ込むかのように全員眠りにつくのでした。。。

テーレレレテッテテ～～ン♪♪（←ドラクエの宿屋のヤツね）

朝。。。

一緒に寝ていたはずの友人一人が、ひどく慌てた様子で私を起こしました。（私を含め2～3人で来ていた中の一人で、

『立派な珍棒』

を装備しているため、略して

『派珍（パチン）』

と呼ばせていただきます）

その『パチン』によると…

昨日、スーパーの駐車場に停めた私の車が「どえらい迷惑を掛けている」らしいのです。

『パチン』は親からの留守電記録で知った模様で、当時ポケットベル（ポケベル）しか所有していなかった私に連絡がつかないので、私と一緒に居るであろう『パチン』の携帯にかけてきた、という訳です。

留守電を聞いた時点での状況はと言いますと、

私の親がパチンの実家に電話⇒私の車が迷惑を掛けている旨をパチン親に説明⇒パチン親からパチン携帯へ連絡⇒繋がらないので留守電⇒ 朝、パチン留守電に気付く⇒私を起こす

という流れなんです。

何がどう迷惑なのかさっぱり分からない私達は、状況を知るため携帯で私の親に連絡しようとするも、当時の電波状況はというと非常に不安定なため、パチンは一旦外へ出ることに…

肝心の私はと言いますと、物凄～く眠い為すべてパチン任せで寝ることにしました。

数分後。。。

慌てて帰ってきたパチン

「車をすぐ移動させんとヤバい！！！」

との事。眠たいわ面倒くさいわで

「頼むわ」

と、車のカギをパチンに渡してまた眠りにつくことに。。。

またまた数十分後。。。

ひと仕事終えて無事アパートに帰ってきたパチンによると、

昨日、私達が車を停めたスーパーの駐車場。

なんと、朝からそのスーパー（店舗の方）の解体作業をする事になっていたらしく、私の車が邪魔なばっかりに作業できない状況になっていたのでした。

県外ナンバーの邪魔な車に激おこの現場作業員達。作業に取り掛かれないので、車のナンバーから問い合わせて私の実家に連絡したみたいで、状況を知った私の親は私に連絡がつかないのでパチン実家でパチンの携帯番号をGET。

電波状況が良くないので、留守電にメッセージを残したパチン親と私の親達は、今か今かと電話を待ち構えていたみたいです。なにせ、相当怒られたみたいで（←当たり前ですが）メチャ迷惑かけておりますからね～。

呑気なのは私達だけです。

解体現場に到着したパチンは私の代わりに『屈強な男たちから大説教』をくらい、もう少し遅かったら車ごと解体するつもりだったと言われたそうです。

私の代わりに謝罪してくれて、最後の方にはパチンの人柄のおかげか、無事和解して車を移動させたのでした。ありがとう‼『パチン』、ナイス『パチン』なんです‼

それからしばらくして、そんな大変な事が起こっていたなんて知らない友人達を乗せ、そのアパートを後にする我々なのでした。

おしまい。

ちなみにこの『パチン』という男。

数年後パチンコ店の店長になりましたとさ。（現在は違う）

最後に、何食わぬ顔で全てを『パチン』に任せたという事でこの曲をどーぞ

「MC 漢」より『何食わぬ顔してるならず者』

　

それでは、また会いましょう。