断酒5年生です。どーもバソです。
突然ですが、大人の皆さんは同窓会に参加した事ありますか?
「同窓会」と聞くと、一緒だった学校を離れ別々の人生を歩んできたチョー懐かしい顔ぶれに会ってお酒を飲んでワイワイお喋りする場を想像するでしょう。
私も数年前、お酒をやめて数ヶ月ぐらいの時期に高校の同窓会のお誘いがあって、40歳を過ぎ初めて参加した事があり、その同窓会では、お世話になった先生2名がいらっしゃって未だ現役との事で、終始和やかムードで過ごしたのを思い出します。
誠に残念ながら…久々の再会から始まる燃え上がるような禁断の情事に発展する事はなかったのですが、そんな事どーでもよく、
「先生、変わってなかったなぁ…」
老け込み、ハゲ散らかした私達と違い、先生たちはあまり変わっていない様に見えました。先生って何故か若々しいですよね。やはり人前に立つ日々を送っているせいでしょうか?素晴らしい!
その同窓会では、シラフの私が最後まで運転手を務め、最終3次会のカラオケから4人程自宅まで送り届けたのですが、
「これぞシラフならではやな~」
なんて、なんだか妙にイイ気分だったのを思い出します。
こんなことで役に立つなら・・・と、周囲に「送迎やります!」アピールするも、今のところ利用者は…弟夫妻、30年来の友人、この2組のみでございます。
みんな!遠慮はいらね~ぞ!!
オラを使ってけろ~~!!
はい。猛アピールしたところで今回のテーマ、
「先生といっしょ!」スタートです。
高校時代・・・
私は男女共学の高校に進学し、普通科に在籍しておりました。
当時は商業科のクラスもあったこの高校に進学したのは、大学進学をする為の選択だったのですが…高校に進学するなりスグ、「美容師」への道を目指すべく、大学改め専門学校への進学を決意するのでした。
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勉強そっちのけの高校生活は、進級に相当苦しむも何とか卒業する事ができたのでありますが、そんな高校生活で仲良くしていた体育教師(男性)と卒業2,3年後にアルバイト先で再会する事となります。
お客さんとして来ていたその先生と飲みに行く約束を交わした時は嬉しかったですねぇ。ワクワクしましたねぇ。待ち遠しかったですねぇ。はい。
ちょうど同じ高校で仲の良かった小学校からの同級生の女の子も一緒に、バイト先から歩いて行ける居酒屋を選択したのです。
高校時代大好きだったその男性教員は年齢が50程か⁉言葉の語尾が方言バリバリで、いつもロレツが回ってない、まるで酔っ払いのような喋り方&容姿だったり、私より身長が低かったり、タバコ臭かったりと、妙に惹かれる存在でした。
特に魅力的だったのが、真面目な先生が多い中結構テキトーな性格で、「本当にアル中では?」とさえ思っていました。
ここからは、この先生とのエピソードを少しだけ・・・
高1には既に喫煙者だったバソ少年。
カッコつけから入ったタバコは、いつの間にか大切な嗜好品になりまして、ライターとセットで常に制服のポケットに忍ばせていたものです。休み時間に一服。昼休みに一服。帰り道もぷかぷか。
私の若かりし時は、高校生がタバコを吸う行為は至ってフツーであり(勿論法律で禁止)、今ほど喫煙者に対し煙たくもない時代でして、自販機でも簡単に購入できました。ドラマや映画でも学生がタバコを吸うシーンがバンバン流れていた為、さらに影響受けまくりなんです。さすがに制服姿だと注意を受ける事もありますが、私服だったらどーってことはありません。
もちろん先生に見つかろうものなら停学処分ですが、周りが停学になる中、私は無傷で卒業できました。
今となれば、休み時間の度にどこかに消え去り、戻ってきたらタバコ臭い我々のバレバレの行動を泳がせてくれたのだと気付けますが、当時は上手く口臭スプレーで誤魔化せていたと本気で思っていましたからめでてぇ奴等ですよね~。
そんな喫煙男子の修学旅行先での出来事。
お昼のこってり中華料理を食べ終わり、
「さて、ヤニタイム!」
ビル内の喫煙所を探しておりますと…
発見!発見!
置き型縦型灰皿発見!
「さて、一服♡」
というトコロで…
例の体育教師登場!
「お前ら、どうせタバコ吸いに来たんやろ?オレもそうや!」
「いや~違いますよ~ウロウロしてたらこんな所に…」
こんなやり取りをしておりますと先生、
「外で問題になると敵わんからの~」
そう言いだすと、今後外で吸わない事を条件に目の前で思いっきり吸わせてくれました。
こっちはなんだか恥ずかしいやら、変に緊張するやらでしたよ!
もちろんそんな条件は守れませんでしたが…
これを機に更にコミュニケーションを深め、先生がタバコを切らした際にはお裾分けした事もありましたねぇ。こんなのフツーに大問題でしょうが、そんな事気にしない先生が大好きだったのです!
なので、常識かぶれの大人達とは違う大好きな先生といっしょに飲みに行ける事が、楽しみで楽しみで心待ちにしていたなんてものではないのであります!
飲み会当日。
バイト先から歩いて居酒屋に到着。
カウンター席に3人並んで座ると、いよいよ「乾杯!」でスタートです!(ウッヒョ~)
「お前等元気にしてたか?」
最初こそ私達の近況報告を交えつつ笑って過ごしていたのですが…
お酒がすすむにつれ…
会話が先生のターンだけ!
(もはや会話ではない)
日頃の半端ないストレスからか?
飲むといつもこうなのか?
日本酒にスイッチしてからはさらに愚痴しか言わなくなり、聞いている私達は面白くもなんともない地獄の時間を過ごす事に。
「もう帰りたい・・・」
「こんな先生見たくない・・・」
そう思った私達は、優しく何気に帰るよう促すように…
そして先生はお帰りに…
同級生との帰り道。ショックを受けた我々は、
「あんな先生やと思わんかった・・」
互いになんとも寂しい気分で歩いたのでした。
何をしゃべったのかさえ全く覚えておりませんで、
それ以来先生とも会わなくなってしまいました。
「先生元気でやってますか?」
「オレはお酒をやめました・・・」
「良ければ送迎し、話を聞きます」
おしまい。
それでは、高校時代といえばこのアルバム。
「The Clash」 LONDON CALLING より
『Spanish Bombs』
それでは、また会いましょう。
コメント お気軽にどうぞ~(お名前、メールアドレスは特に必要ありません)
先生と飲むワクワク感、わかります!
ちょっと大人になった気持ち。
(体育のかっちょいい先生でいてほしかったのに〜、飲み過ぎ!)
それにしても、飲み会の運転手するなんて偉すぎです。
3次会まで付き合うとは、尊敬しかありませんっ!!!
たんたぬさん、ワクワク感を分かってもらえとても嬉しいです!
飲酒時代は予想だにしなかった運転手。シラフでいるのが私には丁度いいのかもしれません。(そりゃ~お酒にグッときますが…)
そして運転を有難く感じてもらえれば最高なんです!無理矢理カラオケ歌わされた事以外は、酔っぱらい相手も苦ではないようでして…
そんな訳で、飲まない私はたんたぬさんからの嬉しすぎるコメントをもらう度、密かにノンアルビールで祝杯をあげているのであります。
いつもありがとうございます!たんたぬさん。感謝です!
楽しくブログ拝見しております!