SUNDAY

断酒生活

断酒7年生です。どーもバソです。



前回もお伝えしましたが、相も変わらず近ごろ熱を入れている公園トレーニングに行ってきました。

自宅から徒歩2,3分といった距離にある公園なので、スグに行けちゃうのが何とも魅力的で、週2,3回のペースで通うようになり3ヶ月ほど経ちました。もともと自宅での自重トレしかやって来なかった私が、懸垂を取り入れたくなり公園に行きついた訳ですが、公園でのトレーニングの幅の広さに魅了されてしまいまして、動画でチェックしては色々試している訳なんですよ。

いつものように夕方の帰宅後に向かった公園には、遠目からひと気は無かったので、「今日は元気な子供達が居ないのか…」と、少しがっかりして入口から入ると、いつも懸垂でお世話になっている真正面の「うんてい」の上に腰かける少女の姿が!

制服から察するにどうやら中学生のようで、てっきり誰も居ないものだと思っていた為にビックリはしましたが、すかさず「こんにちは」と挨拶すると、ペコリと頭を下げて帰ってきました

「こんにちは!」

すると…


頭を下げた後ろから現れた男子中学生も私にペコリ。


実は…

若いカップルはうんていの上に登って前後でトークしていたんですよねぇ~




まさかのカップルだった事に驚くと同時に、せっかくの2人きりの時間を邪魔してしまったように感じたバソ親父は、申し訳ないような、それでいてうんていを使っても大丈夫なのかの心配をしながら準備運動を始めると、中学生カップルはやがて退散してしまったのです。

軽くショックを受けるも、公園はみんなのモノですから…

誰だって利用していいんです!

遠慮なんていらねぇぜ!

変なおじさんが居たって、また来てくれよな!



ひと気も無くなったトコロで…
思う存分うんていで懸垂もできるようになったし!


結局1時間ほど滞在したこの日は、公園に訪れる方をチラホラ見かけたのですが、遊びにやってくる子供達、ペットと散歩で利用する方、トイレ目的の方、というように皆に愛されている公園にグッと来てしまうバソ親父。恐らく私と同じ目的の方達もいらっしゃるでしょうから、いつの日か出会ってみたいと思っているのです。


だいたい私が公園を利用するのが夕方5時~7時の間の一時間程度なので、土・日・祝日の日中には、もっと賑わっているのかも知れませんよね?

そういった流れで今回は、私の飲酒時代の休日について振り返っていきたいと思います。



飲酒時代の「休日」といえば…

やはり、休日前夜の飲酒からの連続飲酒をスゲー楽しみにしていたのを思い出します。

金曜の仕事が終われば土日が休み。

という事は…

金曜、土曜は飲んだくれてもオールOK!二日酔い、三日酔いでも心配なし!日曜はぐったり寝たきりで過ごせば大丈夫!オレは自由だ~!ってな具合に毎週毎週金曜を心待ちにしている訳ですよ。

祝日が絡む週になれば、さらに連休チャンスで3,4連休なんて時もありますよね?そして有休を使えば好きなだけ連休にできたりして超サイコーだった訳です。

以前は参加していた「音楽イベント」や、友人達との集まりは土曜の夜に開催される場合が多いので、大量飲酒をしても大丈夫。要するに、

「多い日も安心♡」

っちゅー訳ですよ。



「土曜の夜だぜぇ~!!」




爆裂地方育ちのノリノリ野郎。

ですが…

稀にある休日最終日のイベントや飲み会が困ったものでして、日曜に開催も例外ではありません。翌日の仕事を思えば決して多くても安心という訳にはいきませんぞ。とは言っても一口お酒が入ってしまえば、抑制するのは不可能でございますので、とことんまで行ってしまうのが酒飲みの性。

そんな依存症バソ野郎なものですから、翌日の激しい二日酔いならぬ酒酔い状態のしんどさから仕事を休む事もしばしば。フラフラと…とても仕事どころではない朝の状態を察知するなり、すぐさま「体調不良」を理由に欠勤の電話をする事が年に2,3度は当たり前になってました。

無事電話を終えると、あまりのダルさから一日中布団で過ごすのがパターンでして、特に食欲も湧かず、ただ水分を摂るだけの寝たきり状態。飲み過ぎた経験がある方にはお分かり頂けると思います。

これを打破する方法として「迎え酒」という荒技が有効ですが、この技を使う事によりダメージが何倍にも増幅するデメリットを伴います。

あらかじめ有休で先手を打つ場合もありますが、結局最終日に飲んだくれたら結果は同じ。

布団の中で気怠さと格闘し、だらしない自分に対する自己嫌悪に苛まれては反省するも、たったの数日で、はい!元通り。「もうするもんか!」と誓った筈が、大量飲酒はやめられない止まらない。

あまりにも楽しすぎる酒宴の際には、「仕事の事など考えたくない!」そう思い立ったその場で「明日、休ませて下さい」そう上司に電話し、

「どうせ飲んでるんやろ?」

バレバレながらも無理矢理休ませてもらったりもしました。

職場に戻ると軽く説教を喰らうも、「お前みたいになってみたいわ」が口癖の上司はいつものように接してくれ、同僚とも普段から「休むのはお互い様だから…有休に理由は関係ないし」と言い合っていたので、わりかし自由にお言葉に甘えさせてもらってた訳なのです。感謝!



振り返ると…

二日酔いといえば…

私が20代後半の職場では、こんな事もありました。

お酒を飲んで記憶を無くすようになった20代中ごろ、それから数年後…チラホラ失禁が始まった20代後半。

その頃の私は、建築関係の現場作業員でありまして、主に住宅や工場などの現場だったのですが、どういった経緯で飲んだのか記憶にありませんが、当時完全にビール党だった私がウイスキーを大量に飲んだ日曜の翌日の現場での朝イチのこと。もちろんの激二日酔い状態。

住宅の屋根まで梯子(ハシゴ)を登っておりますと…


「やば・・・
    気持ち悪い…」


そう感じた瞬間、




ゲロゲロゲロゲロ・・・・




地面に向かって勢いよく滝のように溢れ出す「GERO」。

「GARO」もとい、「GERO」には固形物は一切なく、ただの透明な水分のみ。天候も良かった為、地面には謎の水溜まりができてしまうも、偶然にも近くに誰も居なかったのが幸いし、「フェイスオブGARO」ならぬ、「ハシゴからGERO」を目撃されなかったのはラッキーでした。

何事もなかったようにやり過ごし、激二日酔いのままなんとか10時の一服を迎えると、一目散にコンビニに向かって紙パックのウーロン茶をゲット。すかさずゴクゴク一気飲みで二日酔いに抵抗するも…


これ・・・

ウイスキーの味なんですけど…

なんで???

完全にウイスキーなんですけど…



ウイスキーに侵された極度の二日酔い野郎には、ウーロン茶がウイスキーに感じるらしい。

皆さん、こんな経験ございませんか?

しかし勉強になりました!

これをきっかけに、二日酔い時は水一択になった出来事であります。



話は休日に戻しまして、
休日のイベント事といえば…

子供達の学校行事がありますよね。子供が大きくなった現在は関係ありませんが、レクレーションであったり廃品回収、清掃活動、授業参観、運動会などが挙げられます。保育園や幼稚園の頃から始まる「保護者会」ですが、専ら体を使う作業には父親である私が参加してきたのです。

休日前夜はもちろん「多い日」ですから、二日酔いは当たり前。このブログの過去の投稿でもお伝えしましたが、思い返すとシラフ状態での参加はほとんど無かったように思います。あったとしてもほんの数回程度で、たまたま飲めなかった何かしらの事情があった時に限られております。

遅刻しては酒臭い口臭をまき散らし、平静を装っているつもりが挙動不審の怪しい奴だったに違いないでしょう。校内清掃ではちょっと高い箇所や、不人気ゾーンを執拗に攻めていたように思います。不思議と二日酔い状態ってのはヤル気にみなぎる瞬間があるもんで、普段「めんどう」と思う作業に集中できたりしちゃうのです。コレって何なんでしょうかね?


「これが終われば飲める」



アルコール依存者にとって、正に人参ぶら下げ技が炸裂する例ではないだろうか?


休日、家族でお出かけの際も、旅行に行った際にも、脳内は「飲酒」で溢れかえっていた飲酒時代。

「チャンスを逃すまい」と、アンテナを張り巡らすバソ野郎。

公共機関で移動の場合や、運転手ではない時などはスーパーチャンスの時間ですぞ!

ずば抜けた、アルコールを察知する嗅覚は依存症者の特技でもありますからねぇ。あんなトコロに…こんなトコロにも…無数に存在するパラダイスのお陰もあり、観光というよりも「酒場放浪記」になってしまうのが酒飲みの旅の醍醐味でもある訳で、ご当地美味と堪能するお酒ありきの旅になってしまうのが最高なんです!

結果…
飲み過ぎてしまうのは仕方なかったのでしょうね。


断酒中である現在の私は、若干ですが観光を楽しむ余裕も生まれ、食べる事全力にアンテナを切り替え、張り巡らせている訳ですが、

「これでビールは最高やろ!」

「日本酒と合うやろな~」

などと、断ち切れぬ飲酒欲求からの妄想が膨らむシーンも多々あります。しかし、グッと堪えては平常心の繰り返しでなんとかココまで継続して来れました。ウーロン茶の味もウイスキーに感じる事は無くなった、断酒してしばらく経った頃には、「休日」・「平日」に対する捉え方にも変化が起こってきました。

飲酒時代の平日、いわゆる仕事の日は、言わば休日の為の布石といいますか、休日に向けての仕方ないルーティンのように感じていた私が居りました。なので、毎日お酒を飲む楽しみの為に過ごしているようなものだった訳です。休日前夜からはそれが一気に大解放され無制限になる喜びを爆発させる。そして休日最終日には絶望の晩酌。これの繰り返し…


なんか空しい・・・


お酒に頼り深みに嵌る・・・




そういった経緯もあり依存症になった私が、きっぱり断酒してから抱いた感情。



まるで休日待ちのような日常への違和感がこみ上げて来たのです。


せっかくの毎日をもっと楽しめば良いじゃないか!

仕事が嫌だと思わずにいれば良いじゃないか!

なんなら仕事って単語に嫌な連想をするだけで、実は全然悪いヤツではないのではないか?



というように思えてきたのです。

なので、「毎日を楽しんで行こう!」と決めた訳ですが…

実際のトコロ…
やはり休日は休日でスゲー嬉しいですし、仕事に行きたくない気持ちももちろんあります。気分が良い日もあれば、落ち込むことだってフツーにありますし、ただゴロゴロしてるだけの休日もあります。

ですが…

以前の「絶望の日曜日」的な感情はもはやゼロに近く、ちょっとは前向きになってきました。「お酒」というぶら下げていた人参も、「筋トレ」・「食事(外食を含む)」・「ブログ執筆」に様変わりし、自分でもいったい何処に向かっているのかさっぱり分かりません。ただ言えるのは、飲酒時代には絶対にやろうとしなかった事に興味が湧いてきたのは事実で、断酒してからの人生初体験も増えたと思います。アラフィフの私にもまだまだ未体験が多すぎるぜ…ちくしょ~!

年齢に対するコンプレックスも薄れていき、「今さら始めても…」などと歳のせいにするのはやめて、「とりあえずやってみよう!」を心がけるようにしています。私の空っぽの頭で考えたってしょうがないので、とりあえずドンドンやってみるとして、失敗したとてその先に何が見えるかなんてのもどーでもよくて…


ただちょっとだけ…

すこしずつ…

ほんのちょっとした「勇気」を振り絞る連続でやって行こうと思っている次第であります。



と、まぁ…
偉そうなことは言えませんが、これを書いていると、「ザ・ハイロウズ」の『日曜日よりの使者』が脳内を駆け巡ったので、グッとくる歌詞をのっけてみます。


 適当な嘘をついて
  その場を切り抜けて
   誰一人 傷つけない
    日曜日よりの使者
            ♪



英語表記の曜日がいまだにピンと来ないバソ野郎がお届けしました。



おしまい。






それでは最後に楽曲紹介のコーナー♪

今回は、タイトル通り「SUNDAY」をご紹介。

1999年リリースの楽曲。

「TOKYO No.1 SOULSET」で

『SUNDAY』


「ソウルセット」を知り、哀愁溢れるこの楽曲と出会い、幾度となく日曜日に聴いては、歌詞を理解できないながらも高ぶった当時の感情を思い出します。やっぱり良いぜ!ソウルセット!



それでは、また会いましょう。

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