断酒7年生です。どーもバソです。
いやーっ!暑くなってきましたね。気温も30℃を超える日があったりと、こりゃあもう夏のような感じですね。私の住む北陸の地でも既に梅雨入りした訳ですが、暑い日がつづいておりまして、エアコンが手放せなくなってきました。
そんな蒸し暑い中、直近のマイブーム、「官能小説」にどっぷりハマっているアラフィフバソ野郎なのですが、少し前のこのブログで宣言してから4冊目を読み終えました。次のターゲットはロックオン済みなので、休日にでも探しに行きましょうかね。
(↓↓ブログ後半で宣言してます)
私が読んでいる作品は、わりかしストーリーもしっかりした作品で、エロシーンだけに特化しているモノではありません。なので、ハッピーエンドに感涙しちゃったりもあります。もちろんフツーの小説よりも官能的表現が多いので、男女(時には女性同士)が絡み合うシーンではピンコ勃ち待ったなしでして、夢中に読み進めるあまり、普段より若干ページが進むのが速くなったように思います。
相変わらずページを戻ったりを繰り返すのは変わりませんが、やけに集中できているのも事実なので、しばらくは「官能小説」がメインになるでしょう。つい先日、電車で出かけた際にもカバンに潜ませ電車内で読み読み、青空の下公園のベンチで読み読み、定食屋で読み読み、と…もはや手放せなくなった感があります。
ただ、気を付けないといけないのがピンコ勃ち問題でありまして、もっこりの膨らみには注意が必要。あらかじめ治まってから立ち上がらなければなりません。時期的に薄手のハーフパンツ&Tシャツでは危なすぎる!危険がいっぱいなのです。下手したら御用になっちゃいますから、早急にオーバーサイズのTシャツをゲットしなくちゃならん訳でして…
他にも突然の来訪者や宅配業者などにも注意が必要です。パンイチで玄関で迎えるのもざらにあるので、さすがにギンギンで迎える訳にはいきませんよね?少し考え過ぎかもしれませんが、下半身の違和感って、実際どうなんでしょうかね?意外と誰も気付かなかったりして?
今のトコロそういったピンチは無いものの、いずれ訪れるでしょうからどうしましょ?てな訳です。
インターホンが鳴り、
「いま行きます」
が通常の流れですが、
「(治まるまで)少し待ってください」
や、
「置き配で結構です」
というやり取りが増えそうに感じているのです。
そんなどうでもいい悩みを持つ私ですが、「官能小説」を読んでいるとついついツッコんでしまうシーンが多々あります。
「そんなわけ無いやろ!」
「そんな上手いこといくかい!」
ブツブツ独り言を呟きながらの読書タイムで思い出す、ムフフ…な妄想爆発で思い切って行動に移したストーリーをお届けします。

あれは…
今から10年以上も前の夏の話。
連続飲酒からの疲れと、汗をかいてもお風呂に入れてない気持ち悪さのダブルパンチで迎えた朝。
刺すような日差しで無理矢理起こされたのは、車中泊した野郎二人組。喉はカラカラ、怠いカラダ。スーパーの駐車場だったのが幸いし、自販機で飲み物をゲットした我々は、有休を使った休日最終日の朝を迎えていたのです。なので、フツーの平日という訳なのであります。
勢いよく水分を取り込むと、調子が良いのか?腹が減ってきたではありませんか。ですが…まだスーパーの開店前。先輩の車内でタバコをぷかぷか、お喋りしながら開店を待ちます。お互い頭も顔も歯も洗ってないので、異様な脂臭の男フェロモンムンムン状態。二日酔いから放たれる口臭も、待ったなしの無双状態。面と向かって会話したならキゼツは必然。不用意に近づいてはいけませんぞ!
当時はフサフサのロングヘアーだったので、天然のポマードを施した私は、これまた天然のリーゼントのようなワイルドないで立ちに仕上がっておりました。

開店するなり食料を買い出し、そのまま車内で貪り食う野郎共。疲れ切った身体に精気が蘇ります。
ここで先輩からナイスな提案が…
「スーパー銭湯に行こう!」
「それイイっすね♡」
身体をさっぱりしてからの
「ビール」
想像するだけで最高の休日がスタートした瞬間でした。

さっそく近くのスーパー銭湯にGO!
この近所に住む先輩は、たまにお世話になっているとの事でした。
脂ギッシュな全身を丁寧に洗い終え、この当時はサウナに興味が無かった私は、全ての湯船を満喫し、滝湯に打たれては癒され、まるで別人のように生き返った様子で浴場を後にすると、さぁ!お待ちかねのビールの時間ですYo~!(ウッヒョ~!)
館内の飲食店に一目散の野郎共。勿論お目当てはビール。
連日の大量飲酒などものともせず、完全復活を果たしたバソ野郎。さんざん注入してきたビールがこれまた全身に沁みわたります。心を許せる先輩の存在、最高の休日、大浴場でサッパリした漢たちのビールは止まりませんぞ!
「おつまみ」もほどほどに…
音楽の話題やらを練り混ぜた雑談で非日常体験を満喫しまくるバソ野郎の前に、光り輝く女神が降臨したのは、注文したビールをテーブル席で受け取った時の事です。
「ジョジョの奇妙な冒険(第三部)」に登場するキャラクター、「花京院典明」のようなウェーブを施した髪型のマダムの姿に唖然とするバソ野郎。
なんて素敵なんだ!
滲み隠せぬオーラがひしひしと伝わってくるではありませんか。
先輩に尋ねるとそうでもないみたいで、「ただのおばちゃん」にしか感じないみたいでした。
が…
私は違う!
感じる!感じるぞ~!
全てを包み込んでくれそうな優しさと妖艶さに溢れた表情。メガネ越しの瞳から感じるエロス。紫系のダークなリップが塗られた唇。丁度良い塩梅の熟れた肉体。全てがブッ刺さりました。
「めくれたエプロン・・・」
とうとうお酒を飲む行為にも集中できなくなり、働く様子をじっと見守るように眺めておりますと…
居てもたっても居られなくなった私は、どこから拝借したか分からないメモ用紙に、これまたどこから用意したか分からぬペンで携帯番号を書き終えると、店舗内で注文を待つ彼女に突撃!
「良かったら連絡してください」
ビックリの表情を浮かべる彼女に手渡すと、そそくさと席に戻り、今度は落ち着いて飲み直すのでした。
一連の私の行動に驚いた先輩は、終始笑って過ごしていましたが、私が絶賛するマダムに対する感覚は全く伝わりませんで、「なんで??」って感じだったのを覚えております。それでも、お酒の勢いとはいえ、この行動は「よくやった」と自分を褒めてやりたい気持ちがありました。
それから何度か注文の品を届けてもらう度ドキドキの私でしたが、向こうから話しかけられる事もなく酒宴は打ち切りに…
思ってた以上に疲労が溜まっていたのでしょう。
普段ならノンストップで飲みモード全開ですが、この日はお昼前には雑魚寝スペースにお邪魔する羽目に…
さらに深い眠りに就くこと数時間…
気付けば夕刻になっておりました。
ふと我に返り、何気に辺りを見渡すと、就労を終えたあのマダムの帰る姿が!
私に気付いたマダムにペコリと…
若干気まずそうに帰って行くマダムがとても印象的な休日でした。
それから…
謎の電話番号からの着信を心待ちにする日常が始まったバソ野郎。
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はい。お察しの通り何もありませんでした。
そうそう「官能小説」のように上手くいくはずありません。
あっさりとコンプレックスだった童貞を奪われ、それからというものあれよあれよと女性から誘われては、場数を積んで成長してゆく主人公の様にはいかない現実。
思い返すと、年齢差のある年上の女性にアタックして成功した体験が皆無であることに気付きました。そういえば…10代後半にナンパしまくっていた時期に、思い切って声を掛けるも、
「あんたら若すぎるやろ!」
「冷やかしに来たんか?」
などと、こっちの真剣な思いすらこれっぽっちも伝わりませんで、全くと言っていいほど相手にされなかったのが結構ありまして、しつこく言い寄っても鼻で笑われるだけってパターンでしたね。悲しいくらいに相手にされない。

スーパー銭湯の出来事から数年後…
あれほどお酒好きだった先輩も、意を決した断酒の為に私との関係や友人関係まで断ち切って連絡が途絶え…
さらに数年後…
ひょんなことから先輩のライブ活動を嗅ぎつけ行ってきました。
ソロで活動する超久しぶりの先輩のギターからは、何とも言い難い素敵なサウンドが響いてきました。ギター1本で奏でる独特の世界観がそこにはあり、正直「カッコいい!」と惚れ惚れしちゃいました。ライブ後に少しだけ喋りましたが、やはり「お酒は完全にやめた」との事で、当時依存症だった私には到底理解できない世界に行ってしまった寂しい気持ちに襲われたのを思い出します。
それから数年後に断酒に至った私ですが、そのライブ以来先輩とは何もありません。
恐らく私が断酒した事を知ればビックリするに違いありませんが、お互いシラフ状態で再会できればと密かに思い描いております。
毛髪も薄くなり、ロングヘアーでもなくなり、アラフィフ親父になった現在。
性欲だけは未だ衰えず、「官能小説」という新たな世界に踏み出したばかりのバソ野郎の妄想はどこまでも膨らみ続けるのです。
おしまい。
それでは最後に楽曲紹介のコーナー♪
今回の楽曲は、飲酒時代の仕事の帰り道、車内で流れるラジオから久しぶりに聴いて震えあがった楽曲になります。アップテンポな楽曲ながらも哀愁漂う切なさを感じちゃいます。
2001年8月8日リリース。
「東京スカパラダイスオーケストラ」で
『めくれたオレンジ』
♪
狂いきれない自由な日々も
研ぎ澄まされた孤独だから
♪
ゲストヴォーカルとして、「田島貴男さん(ORIGINAL LOVE)」を迎えたこの楽曲は、幾度となく聴いてきたお気に入りの楽曲で、スカパラといえば…ほぼこれしか聴いてません。
たまに聴いてはリビングで熱唱してを定期的に繰り返しておりますよ。
それでは、また会いましょう。
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