無限ループ

ストーリー

断酒6年生です。どーもバソです。



突然ですが皆さん、皆さん『焼肉』はお好きでしょうか?

去年初めて「焼肉」が得意ではない方に出会ったものの、大半の方は好きですよね?テンション爆上がりますよね?えぇ、分かりますよ!

私はもちろん大好きです!

さすがに毎日は無理ですが、月1、否、月2回は喰らいたいのが本音です。

「焼き鳥ではアカン!」

「焼肉や!」

どうしても「焼肉」じゃないと…

そんな気分ありますよね?

少年時代は飛びつかなかった内臓系をいつの間にか好きになり、飲酒時代はホルモン一択、ビールをグビグビが優勝だったのを思い出します。

思い出すだけでもいい気分に浸れる現在は、ノンアルビールで流し込むバソ野郎。

お肉はもっぱら「良く焼き派」でして、しっかり付いた焦げ目にグッときます。なので、サッと炙ったレア状態では食べません。

規制がかかる前のユッケや生センマイ、レバ刺しは好物なのですが、焼くとなると話が違ってきます。何でやろ⁉︎

そうそう…
焼き方といえば、親父の昔話が好きで、さんざん今まで何度も聞いた話なのですが…

まだ若かりし頃の親父。友人同士でホルモンを食べに行った時の事。運ばれて来たホルモンを十分温まった鉄板に豪快に流し入れ、湯気がもくもくと立ち上がる、そんな序盤も序盤のタイミングで一斉に喰らいつく友人達。


鉄板に着地した直後の激レア状態にも関わらず、親父以外は我先に食べ始めたらしいのです。

とんこつラーメンで例えるなら、「バリ硬」や「ハリガネ」⁉ いや、それ以上の「粉落とし」、「湯気通し」になるのではなかろうか?コレをホルモンでやってのけるツワモノがいるとは…恐るべし!第1次ベビーブーム世代。食アタリなど微塵もカンケーないね!

みるみるうちに無くなっていくミックスホルモン。人気の部位は当然早々に無くなります。心臓、腸、レバー、センマイなんてあっという間に無くなり、鉄板に寂しげに悲しく鎮座するは、通称牛フワと呼ばれる肺の部位だけ…(親父はフカフカと呼んでいる)

悲しいかな…
わたくし同様「良く焼き派」の親父は、フカフカ以外一切手をつけれなかったと語ります。(カナシスギルゼ、オトッツァン)

焼肉屋に行くと、ほぼこの話が聞けるので、何度おかわりしても未だに笑ってしまうエピソードなのです。

ちなみに、親父の同級生であるその友人の1人が、今も同じ地区に住んでいるため、行事ごとで見かける度についつい意識してしまい、一度でいいからホルモン焼をトゥギャザーしたい私がいるのです。


さてココからは私の体験談になります。



奥さんの実家に行くと、たまに訪れる焼肉店がありました。結婚前から通っていた焼肉店なのですが…

4、5年前から行かなくなりました。

と言いますのも…
当時の店長の厳し過ぎる注意に居心地が悪くなったからなのです。

今までどんなに炎が上がろうが注意された覚えなど無い私達。突然その時はやって来ました。


「ちょっと!火弱めて!」


カルビを焼いた際に立ち上った炎を見てスッ飛んで来た店長。

(ちなみにこんなタイプのヤツ↓↓)


「火が上がって焦げ付くと、掃除が大変なんですよ!」



少しオコな店長に言われるがまま、火を最弱にします。

するとどうでしょう⁉

ちっとも焼けねぇじゃねぇか!
う~んじれったい!

ジワジワとしか焼けない、超スローペース焼肉にイラつき始める私達一行。しかも、焼けたとて旨そうじゃ無え!


こちとら腹ペコ6人組ぞ~!


たまに脂が落ちて炎が上がろうものなら、厳しい監視の眼が…


そしてどうやら周りのお客さんも注意されている模様。




あっち行ってこっち行って

注意!注意!指導!


独りスーツ姿の男が躍起になって、慌ただしく動き回って注意しまくってますYO~!他のスタッフは全然関係ない様子でフツーに接客してました。


ひそひそと…

「今のはセーフ?」

「もうちょい火力上げる?」

「ヤバッ!店長見てるって!」





こんな、どう焼いたらいいんじゃ~!



こんなの焼肉じゃねぇっぺ~!






店長、
アナタならどうやって焼くんですか?


今にも消えてしまいそうなこの炎で…



どれほどの忍耐力があるのですか?

ぬるま湯に浸したようなか弱い炎で…




強火とはいったい?

いったい焼肉とは?

アナタの焼肉流儀を是非覗かせて頂きたい!




そんな愚痴がよぎる中、シマチョウが運ばれてきたタイミングで思い切って強火にチェンジ!



ジュージュー・・・

ジュージュー・・・



脂が滴り落ち、身を潜めていた本気(マジ)もんの炎がぼわっと立ち上がると…




キターーーーーーーー







テンチョーーーーーー

すっ飛んで来やがった!

アッチョーーーーーーーー



サーセン!
MAXでやっちゃってまっす!



こっぴどく2回目の注意を受けた我々は、仕方なく弱気の弱火の不本意極まりない焼き焼きに意気消沈&食う気半減。せっかくの焼肉が生焼け気分の不完全燃焼…と相成りました。


それから私は行っておりません。

久しぶりに行って来た奥さんが言うには、もう大丈夫だったらしい…

めでたしめでたし。



そしてこれは…
そんな思い出いっぱいの「焼肉」にまつわる、ビールにどハマる前に起こった出来事。バソ20歳ソコソコの頃のループの奇跡。


自宅から歩いて10分ほどの焼肉店にて、その日絶好調の私が覚醒したのは宴も中盤、ロース肉を食べた瞬間始まりました。


なんて旨いんや!



「牛タン&ロース」⇒「生ビール」

この流れを10回以上繰り返し、皆が食べ終わっても独り無限ループ、THE 無双状態の独走バソ野郎がそこにいたのです。無限は大袈裟ですが…


と、ここで、
『ルパン三世(カリオストロの城)』を思い浮かべてみる…

撃たれたルパンが意識を取り戻し、

「血が足りねぇ、何でもいい、食いもんじゃんじゃん持ってこい」

負った怪我を早急に治すべく、がむしゃらに食べまくるシーンがありますが、これほどまでに「じゃんじゃん持ってこい!」状態に陥ったのは最初で最後の出来事でした。

と同時に、ビールで一気に流し込む快感も手に入れちゃった訳でして、すっかり私の心も盗まれてしまったのです。

その後、ビールの深~い沼に陥った挙句、長年かけて依存症になりますが、この頃は病的酩酊など程遠い只の酔っぱらい止まりで、「クラリス」ばりにカワイイものでしたね…

(ビールにハマるきっかけはコチラ↓)



そんなだった私が現在無限にできる事。

それは…



「AV観賞(深掘り)」

    &

「RPGのレベル(ステータス)上げ」

でっす♡(アンタモスキネェ)


それと、味が無くなったガムを嚙み続けるのが得意な事もお忘れなく…


おしまい。



それでは最後に楽曲紹介のコーナー♪

今回は「焼肉」がテーマなので、敵がドロップする「にく」といえば…

1989年12月15日、スクウェアより発売。
ゲームボーイ版「魔界塔士Sa・Ga」より

『プロローグ(魔界塔士Sa・Ga)』

「にく」を食べてパワーアップ!なのです。


それでは、また会いましょう。

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