断酒6年生です。どーもバソです。
ふと、飲酒時代を思い出してみる。
いったいいつからお酒中心の生活に変化していったのか?
刺激を求め彷徨い尽くした若かりしあの頃。無理矢理にでもハイになりたい。楽しみたい。自分じゃないような自分になりたい。そんな思いから「合法」且つ、いとも簡単に購入するのが可能な「お酒」に魅了されたのは、極々自然な流れだったのではなかろうか?
飲酒するようになった初期の頃。ビールの美味しさに取り憑かれ、ここから加速していった飲酒生活ですが、まだ依存症と呼べるレベルでもなく、休日になると連続飲酒にふけるようになるのはまだまだ先の事であります。
普通に飲酒するようになってからというもの、お酒無しの生活なんて考えた事もなかったし、まさか自分が断酒するなんて…これっぽっちも想像してませんぞ。
「酒とタバコならタバコやめるわ!」
そう断言していた飲酒時代も、今となっては反対にお酒をやめているんですよねぇ。不思議なものです。はい。
断酒してからというもの、「お酒をやめた」という会話になると良くツッコまれるのが、「なんでタバコはやめないの?そっちがカラダに悪いでしょう?」というものでして、私からすると正直「???」なのですが、タバコを吸わない方にとっては理解できるはずありませんよね。
「なんでもかんでも簡単にやめれるか!」と、言ってみたくもなりますが、今の世の中「喫煙者」の肩身は狭いですからね。もう完全に隅に追いやられております。なんだかひと昔前の煙たがられなかった時代が恋しくなります。
そういえば…
ずいぶん前に喫煙に関するトークバトルを繰り広げたのを思い出しました。なので皆さんにもちょいとばかし考えてほしいのですが、別に白黒つけようって訳ではないのでそこんとこヨロシク…
そのトーク内容は、
「喫煙可能な店内で喫煙するか否か?」
といったものでして、
考えるまでもなく私はお構いなしに喫煙させて頂きます。周りに誰が居ようと構いはしませんぞ。だって「喫煙可」なのですからね。何の遠慮も要らない!というのが私の意見であります。
対する反対派の意見はこうです。
もしも不愉快に感じる人がいるなら吸わない方が良い。例えば子供連れが居るとか…

なーに言ってんだオメェ!
なーんでそこまでして気ぃ使わなあかんのじゃ!アホか!
それなら最初から禁煙の店(禁煙席)に行けば良いじゃねーか!
こんなありきたりな意見しか出てきませんが、私はこう思うわけです。「納豆臭いのであっちで食べてくれませんか?」と同じで訳わからん主張だと思うのですがどうでしょう?
そのトーク時、最後にはこう言われちゃいました。
「お前サイテーやな!」
うおぉぉぉぉ!!!
嫌いじゃねーぜ!その響き♡
できれば女の子に言われたかったな。ちくしょ~!!
そんな訳で今回は…
「サイテー」にまつわるストーリーをお届けします。

皆さんも経験があると思いますが、今まで人から怒られたり、注意されたりしてきましたよね?
身内であったり他人であったり、家庭や学校、職場などでも怒られた経験は誰しもあると思います。
一人一人が様々な考えがある訳なので、注意や指摘されたり、はたまた激怒されたりといろんな経験をしてきたことでしょう?中には理不尽に思えるような…とても納得のいかない内容だったりもあるかと思います。
相手を尊重し、意見がぶつかり合うって素晴らしい事だと思います。とことんぶつかり合ってなんぼなのではないでしょうか?
アラフィフの私も、人並みに怒られながら、注意されながら、時には抵抗し、ぶつかり合って生きて参りました。
いつの頃からだろうか・・・
怒られるのが心地よくなっていったのは・・・
思い返してみても、10代、20代ではない筈。となれば30代に覚醒したか?
ちょいと定かではないですが、それなりに歳を重ねてからに違いありません。さらに年齢が上がるにつれ怒られる頻度も減少傾向にある現在アラフィフのバソ親父。「ないものねだり」的な要素も考えられる一方で、そういう自身の「Mっ気」に気付いたのも、これから紹介するお話がきっかけとなるのですが、なかなか自分では気付けないものでして、ついつい見逃してしまいがちなんですよね。
つい先日にも、上の娘にディスられ、叱責されていたトコロ…
「そんなボロカスに言わんでも…」
ついつい本心では無い言葉を口走ってしまった私。
無意識に微笑んでいたのか?喜んでいる様子が伝わってしまったか?
「けなされるの好きやろ?」
なーんて言われちゃいました。
そんなのとっくの昔にバレてたみたいで、「バレバレだったか」と恥ずかしい気持ちと喜びの感情に浸るM男バソ。
続けて娘は、そうじゃなかったら(私の奥さん)と結婚してないとも言ってましたね。(ちなみに私の妻はツンデレのツンだけに特化したクールビューティーですYo~! 例えるなら「風の谷のナウシカ」のクシャナ殿下みたいな感じ。「なぎはらえっ!」)

他にも…
以前勤めた会社では、こんな事がありました。
何かのきっかけで注意を受けた時のこと…
ハッキリとものを言うスタイルの彼女に注意される度、
「もっとくれ!」
いつのまにかズバッと注意される快感を心待ちにするようになってしまった自分がいました。
「キタキターーー♡」
念願の言葉責めがやってキター!
内心、
「いいぞ!もっともっと!」
「サイテーのオレをけちょんけちょんに罵ってくれ!」
が、しかし…
ドキドキのご褒美タイムはあっけなく終了。
なぜなんだ?
こんなに待ち侘びていたせっかくのチャンスが…
すると…
「バソさん、喜んでないですか?」
コッチが知らぬ間に全部お見通しだった模様。そんな事は絶対ない!と力説するも、かえって逆効果だったみたいで、それからというものマイルドな口調に変化してしまったのです。
これではイカン!と焦りに焦った私は、もっと叱って欲しいアピールで必死に振る舞うもコレまた逆効果の気味悪がられる結果に…
せっかくの貴重な至福のひと時は、あっけなく幕を閉じたのであります。
その後も、根っからのしつこさが持ち味の私は、その彼女にストレートに、「もっと叱って欲しい!」と懇願するも…これまた無理な話の後の祭り。とうとうバレてしまったM男を叱ってくれることはなくなりました。残念…
よくよく考えると、男性に怒られるよりも断然女性からの方が好ましい事が発覚します。なぜなのか?やはり母性ってヤツにグッとくる男の性なのだろうと勝手に納得させてる訳で御座います。反対に女性でも厳しめの男性にグッときたりするのもそういうことなんですかねぇ。(ふむふむ…)
しかし、世の中のガチM男達は、どうやってバレずに潜んでいらっしゃるのか?私のような甘ちゃんには到底たどり着けない、ネクストステージの更なる先の景色を堪能しているのでしょう。ひょっとしたらわざとに叱ってもらえる行為を選んでいるのかと思うと、怒る側、怒られる側という見え方も一筋縄ではいかないですよね。どっちが劣勢か分かりませんぞ!まんまと作戦に乗っかってしまっている訳なので、怒られる側としては正に「してやったり」のノーダメージどころかパワーアップなのですから恐るべしM男。やったぜM男。
(↓↓そういえば…ヒゲ面のこの男も立派なドМ)

そして極めつけに、
ズキューーーーン

過去イチ胸アツな出来事。
忘れもしません!先輩と二人で県外の歓楽街をぶらついていた時のこと。今から15年ほど前になるだろうか…
良い感じの酔っぱらいの私の眼に飛び込んで来たのは、激マブ3人組ギャル。
ロックオン済みの信号待ち3人組を逃してなるものかと先輩を振り切り、急ぎ足で近づくバソ野郎。お酒も入って完全無双状態の勘違いバカ野郎。ナンパ目的でもなんでもなく、ただ何かちょっとだけでも爪あとだけは残したい!そういった思いから、スッと出てきたのが…
「お○んこ見せてください!」
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ほんの一瞬の沈黙を破り、
サイテーーーーー
絶妙なハモリ具合に思わずキゼツ寸前!
全身を貫かれた「サイテー」に、
もはや呆然と立ち尽くす、満足した赤子同然の若造。
「迷惑防止条例違反」に該当するなどつゆ知らずの大馬鹿野郎。
ギャルの反応はそれ程悪くなかったように感じ、畳みかければなんとかなったかもしれない雰囲気は十分あったものの、「サイテー」の一言がぶっ刺さり完全フリーズ。何度も何度も脳内をコダマしたこの出来事は一生忘れはしないだろう。
青に変わり、横断歩道のその先に消えていく3人組を見送ると…
ずーっと笑いっぱなしの先輩は、なんだかご機嫌に過ごしていたのでした。
おしまい。
それでは最後に楽曲紹介のコーナー♪
さて、今回の「M男ストーリー」に相応しい楽曲といえば…
日本が誇る名作アクションゲームシリーズから、
『ロックマン』
直訳すると「岩男」になるロックマン。なので海外版では『MEGA MAN』としてお馴染み。
1987年12月17日、1作目となる本作がファミコン版でカプコンより発売。最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」は、2018年10月4日発売。PS4版・switch版・Xbox One版などがある。
今回ご紹介するのは、言わずと知れた名曲中の名曲。ファミコン音楽で好きな楽曲上位に君臨する神曲なのであります。
それではいってみましょう!
1988年12月24日発売。
「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」より、『Dr.Wily Stage1』BGM
名曲揃いのロックマンシリーズで最も有名な楽曲ではないでしょうか?
歌詞をつけた「思い出はおっくせんまん!」も良いですよね?
みんな~
遠慮はいらねぇ!アラフィフ親父のおいらを叱ってくれて良いんだぜ!
そろそろ…
ジャンピング土下座の練習でも始めるとしますかね♡
それでは、また会いましょう。
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